第3巻 第27話 風間乱丸、赤星功太、朝倉利子vs青鬼、赤鬼、黄鬼
遠藤麗菜vsミュートの決着がつく。
ミュート「おのれ・・・おかしな攻撃しやがって・・・ハハハ!だがしかしお前の能力はあまり戦闘向きではないようだな?」
遠藤麗菜「だれが、私は香りを操る以外の事が出来ないといったの?」
麗菜は突然姿を消す。
ミュート「は?どこ行った?」
遠藤麗菜「お前の後ろ!」
ミュート「何?貴様も音を消したのか?」
遠藤麗菜「音なんか消さなくても目に見えないほどの速さで動けば相手に気付かれることなく回り込むことが出来る。」
ミュート「おのれ!あれ?また消えた!」
遠藤麗菜「今度は上だ!」
ミュート「!!!」
遠藤麗菜「“麗裁拳!!”」
遠藤麗菜は怪力の拳でミュートを殴り倒す。
ミュート「な・・・なんてパワー・・・だ?」
ミュートは泡を吹いて倒れた。
遠藤麗菜「まぁ・・・桜ほどではないけど私もそこそこ怪力なのよね♪」
・水の国 アクア館 玄関ホール
西郷ノブアキ「ウォ~ン♪お前らこんなもんか?」
音の操器士隊員G「くそ!やっちまえ!」
勝武雅「“土の元素 チャージ!!”“土陸団子!!”」
武雅は空中に土の塊を出現させ隊員らを押しつぶす。
ライオンの群れ「ガルルルル~」
ライオンの群れが襲い掛かる。
岩倉亀治郎「あいや~“火の元素 チャージ!!”“獅子樺舞!!”」
亀治郎は口から火を吹き、その火は3匹の獅子を象りライオンの群れをなぎ倒す。
西郷ノブアキ「なら俺も“氷の元素”出すか?」
勝武雅「チャパパやってしまえ!」
岩倉亀治郎「あいや~そういやお前“水の元素”の進化系だったな?」
西郷ノブアキ「凍っちまえ!!“宝氷晶!!”」
ノブアキが口から冷気を吐き出し周りにいたライオンや狼の群れ、そして音の操器士の隊員たちを全員凍りつかせる。
西郷ノブアキ「ぎゃははは!俺が狼の能力に頼らなきゃ何も出来ないと思ったか?俺は“氷の元素”の持ち主。つまり冷気を操ることが出来るのさ!」
・水の国 アクア館 講堂
フォルテ「“魔笛 三獣奏!!”」
黄鬼が口から電気の玉を吐き出す。
風間乱丸「“突風大突破!!”」
乱丸は口から突風を吹き黄鬼を倒す。
フォルテ「黄鬼が1撃で?くそ!赤鬼!」
赤鬼は口から炎の玉を吐き出す。
朝倉利子「ここは私が防ぐ!“水上水陣壁!!”」
利子は水の壁を作り赤鬼の吐いた炎の玉をかき消す。
朝倉利子「今度は私が行くわよ!!ハー!」
利子が気合を込めると水が龍を象り始める。
朝倉利子「“水龍暴危!!”」
水の龍が赤鬼に襲い掛かる。
赤鬼「ブオ~!!」
赤鬼は倒れた。
甚兵衛「流石じゃわい!ここまで“水の元素”を扱える人間を見たのは竜崎以来だ。」
フォルテ「青鬼!最大級の衝撃の玉で攻撃よ!」
青鬼「ホエ~!!」
青鬼は口から巨大な衝撃の玉を吐き出す。
赤星功太「無駄だぜ!“鏡火炎壁!!”」
功太は口から火を吹きそれで壁を作り青鬼の吐いた衝撃を受け止める。
赤星功太「“龍火炎弾!!”」
赤星は口から龍を象った炎を吹き青鬼を燃やす。
フォルテ「くそ!鬼を3匹とも倒されるなんて・・・」
久野英樹「後はお前1人みたいだな!乱丸!お前は白石教授を助けに行ってくれ!」
風間乱丸「えっ?白石さんがどうかしたのか?」
赤星功太「お前知り合いなのか?」
風間乱丸「俺の親父の高校のときの同級生だったらしい。ときどき家にも来てくれてたから良く知ってる。いい人なんだよ・・・分かったよ!俺!行ってくる!」
乱丸は講堂を飛び出してソニックを倒しに行く。
第3巻終了。