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PANDORA  作者: 倉田彰
第2章 『音の操器士』編
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第3巻 第22話 水の国の戦士達 

時刻は午後の6:30になりアクア館で白石巧が公演を始める。

・水の国 アクア館 講堂 


久野英樹「やっぱ、白石教授の公演だけあって偉い人がたくさん来てるな。」

赤星功太「おい!見てみろよ!空き缶総理が来てるぜ!!」

ウタカタ「あぁ!光の国のアホ総理か!」

三菱夏輝「みんな総理なのに悪く言いすぎだろ・・・まぁそれもそうだろうけどね。」

カンチョクト「カカカカ~ン!お前達!人の悪口をそんな大声で言っちゃ駄目だろう!!」

※カンチョクト・・・光の国の総理大臣

甚兵衛「ところで音の操器士は来てるのかのう?」

皆はカンチョクトの存在を無視する。

久野英樹「よし!タケルに電話しよう。・・・もしもしタケルか?アクア館の監視カメラにハッキングしてくれるか?したか?様子はどうなってる?怪しい奴はいるか?」

タケル「そうだな・・・1人変態っぽい奴が英樹さんの側にいるかな?」

久野英樹「あぁ・・・空き缶の存在は気にしないでくれ・・・」

タケル「それと、これは怪しいのかどうなのか分からないけど笛持ってる女の人が講堂の中にいるかな?」

久野英樹「それは音の操器士のメンバーの1人だ!くそ・・・どこにいる?」

赤星功太「念のため乱丸にも知らせとくか・・・」

白石巧が壇上に立った瞬間。

フォルテ「“魔笛まてき 多獣奏たじゅうそう”」

フォルテは笛を吹く。するとライオンや狼の群れが会場へ入ってくる。

客A「きゃ~なんで建物の中にライオンや狼がいるの?」

客B「しかもなんだこの数・・・100匹以上はいるぞ・・・とりあえず逃げよう。」

観客達が混乱し始める。

白石巧「みんな落ち着け・・・」

ミュート「お前はそんなことよりも後ろを警戒した方がいいんじゃないのか?」

ミュートは音もなく白石巧の後ろに迫り銃口を白石巧の頭に向ける。

白石巧「なんだお前は?どうやって後ろに回った?」

ミュート「俺たち音の操器士は“トーン元素エレメント”の使い手。俺は自分の音を消して移動したり攻撃したりすることのできる能力者。さぁ!死ね!」

久野英樹「“ツリー元素エレメント チャージ!!”“飛乃木ひのき!!”」

久野英樹は掌から角材を召喚しミュートの銃に向かって飛ばして銃を弾いた。

白石巧「ハァハァ・・・助かったぞ!」


そのころ講堂の非常口では・・・

カンチョクト「おいお前ら!!俺様に続け!こっちから逃げれば安全だぞ!!」

カンチョクトが先導を始めるが、他の客は・・・

客C「どうする?」

客D「あの人が安全って言ってるってことはあっちは危険なんだよね!」

そのときライオンが客に襲い掛かる。そのとき・・・

三菱夏輝「危ないぞ!」

三菱夏輝がライオンの噛み付きを受け止める。

久野英樹「おい!あんた大丈夫か?もろに喰らってるじゃないか!」

シャープ「マ~マ~マ~!なんだ?体がまるでダイヤモンドのように・・・」

三菱夏輝は体がダイヤモンドに変化していた。

三菱夏輝に喰らいついたライオンは牙が折れた。


カンチョクト「おい!こっち助けてくれ!狼の群れに囲まれた・・・」

ウタカタ「“バブル元素エレメント チャージ!!”“破裂玉はれつだま!!”」

ウタカタはシャボン玉を狼の群れに向かって飛ばす。そしてそれは狼の群れやカンチョクトに張り付く。

カンチョクト「おい!なんだこれは?こんなときにシャボン玉なんて飛ばすな!!」

ウタカタ「フン♪」

ウタカタは指を弾く。すると泡の破裂とともに衝撃波が起こる。

狼の群れやカンチョクトは気絶する。


音の操器士隊員A「なんなんだ?こいつらは化け物か?」

ソニック「まぁそう焦るな!ドレミファソラファシシシシ!!」

音の操器士隊長ソニック登場!

次号、幹部達が次々にやられる?

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