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異世界迷宮松岡修造くん  作者: 勇氣
第六章無限銃編

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097エリドゥ王国侵攻「絵」

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 28日の希望 ―― 聖域の設計図

アルリム王は、自身の魂を削って得た「文明創造」の先にある、真の「平和」を渇望していた。そのためには、外敵を寄せ付けない絶対的な守護が必要だった。彼は、並外れた霊力を持つ超人カラ♀を招き入れ、切実な眼差しで訴えた。


 「カラ……余は、これ以上民が近代兵器の餌食になるのを見たくない。最強のバリア使いである貴殿の力が必要だ。この国を、不可視の籠で包んでほしい」


カラ♀は不敵な笑みを浮かべ、その自信を言葉に変える。

 「お安い御用ですわ、王様。私の結界は、物理攻撃も魔法攻撃も等しく無に帰す。ただし、エリドゥ全土を覆うとなれば、それ相応の触媒――予算1100シェケルが必要です」


 「用意しよう。時間はどれほどかかる?」

 「28日。その月日が経てば、エリドゥは不落の聖域となります」


アルリム王の胸に、久しく忘れていた「安堵」が兆した。あと一ヶ月弱。それさえ耐え抜けば、民はあのような鉄の礫に怯える必要はなくなるのだと。


:忍び寄る「死の宣告」 ―― 24日目の露見

しかし、運命の時計は非情に刻まれていた。レストラン店長を装い、エリドゥの街に深く根を張っていたムスタファは、その「希望の完成」を鋭く察知していた。


「最高司令官エドガー様。……敵はあと4日で、この国全体を護るバリアを完成させるようです。そうなれば、我々の『仕事』に支障が出ますな」


トランシーバーから返ってきたのは、地獄の底を這うような笑い声だった。

 「……フッ、4日か。それなら、その希望が完成する前に、絶望で塗りつぶしてやるまでだ。今すぐ大量虐殺ジェノサイドを開始する!」


エドガーの号令により、11万の兵から選りすぐられた精鋭たちが動く。

彼らが手にしているのは、M1カービンを遥かに凌駕する殺傷力を持つ「FN MAG」。並行世界で80カ国が採用した汎用機関銃の傑作。分間1,000発近い連射速度と、7.62mm弾の圧倒的な貫通力。


デウス・エクス・マキナをはじめとする幹部たちは、殺戮の予感に震え、「オオオオオ!!!」と狂気混じりの産声を上げた。


:殺戮パーティ ―― 鉄の嵐と断末魔

その日のエリドゥは、美しい夕焼けに染まるはずだった。だが、街を染めたのは、夕陽よりも赤い「民の血」であった。


 「ドババババババババババ!!!」


突如として街の各所から、FN MAGの重厚な連射音が響き渡る。

エリドゥ兵たちも、開発局から支給されたばかりのM1カービン(コピー)を手に必死に応戦したが、性能差は残酷なまでに明白だった。


エリドゥ兵A:彼は新型のM1カービンを構え、「これなら勝てる」と信じていた。だが、敵の弾丸は彼の射程外から飛来した。頬を掠めるのではなく、正面から貫通し、顎の骨ごと砕いて絶命。「……なぜ」と問う暇すらなかった。


エリドゥ兵B:遮蔽物に隠れながら、敵の連射速度に戦慄する。「あんなのチートだろうがッ!」――その叫びが空に消える前に、分厚い石壁を貫通した7.62mm弾が、彼の首を正確に二度、抉り取った。


エリドゥ兵C:物陰から一瞬顔を出した瞬間、頭部を3発の連弾が襲う。近代兵器の「面」による制圧の前では、勇気も魔法も、ただの無力な概念に過ぎなかった。


戦場の中央で、エドガーはFN MAGを腰に溜め、引き金を引き続けていた。

挿絵(By みてみん)

               ↑(復讐の鬼最高司令官エドガー)

 「希望? バリア? そんなものは、この鉄の嵐の中で塵に帰れッ!!」


終章:絶望までのカウントダウン

街は悲鳴と硝煙に包まれ、完成まであと4日だった「カラの魔法結界」の祭壇にも、刻一刻と殺戮の魔手が迫っていた。


松岡修造は、この地獄の中で何を思うのか?

心酔するアルリム王の悲願である「平和」が、今、エドガーの狂気によって無残に引き裂かれようとしている。


最高司令官エドガーの無双と、FN MAGが奏でる死のセレナーデ。

エリドゥの街が完全に沈黙するまで、この惨劇は止まらないのか――。


次回:『決死の防衛線 ―― 修造、情熱の反撃』

エリドゥの誇りを賭けた、最後の戦いが幕を開ける……!!!

最高司令官エドガー♂は魔神族と人間のハーフなので角がありません。

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