094松岡修造とシフォン♀のデート「絵三枚」
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煩悶する太陽と、誘惑の魔手
かつてこれほどまでに、松岡修造の心に暗雲が立ち込めたことがあっただろうか。
御年23歳。世界を熱くする男としての情熱は衰えを知らないが、彼には誰にも言えない、そして自分自身が一番認めがたい「弱点」があった。
「……やべーよ、俺。マジで童貞だわ……。熱さが足りないのか? 俺の情熱が、まだ『一線』を越える壁を溶かしきれていないのかッ!?」
独りごちる修造の背後に、音もなく妖艶な影が忍び寄る。
↑(リガル)
魔性の魅力を放つ女、リガル♀だ。彼女は修造の耳元で、蕩けるような甘い声を囁いた。
「あら、そんなに悩んでいるなら……私がその『重荷』、捨てさせてあげよっか?」
リガルの指先が、修造の股間の「ムスコ♂」に優しく、しかし確信犯的に触れる。修造の体中に電流が走った。
「やめろッ! 俺にはシフォンちゃんという、心に決めた太陽がいるんだッ!」
必死に抗う修造。だがリガルは不敵に微笑み、追い打ちをかける。
「おちんちんは正直ですよ? 私とシたいって叫んでます♥ 大丈夫、アルリム王のご子息も無事に誕生したことですし、あなたが今ここで筆おろしをしたところで、不吉な死亡フラグなんて立ちやしませんわ」
「ぐっ……! やめてくれッ! 俺はそんな、手当たり次第に手を出すプレイボーイじゃないんだッ!!」
修造は、己の中に芽生えた「男の欲望」と「シフォンへの忠誠心」の板挟みにあい、ついには脱兎のごとくその場を逃げ出した。
:迷走するプライド ―― 聖母の福音
逃げ出した修造は、己の不甲斐なさに悶絶していた。
「やっべーよ。俺、童貞を拗らせすぎだろ……。冷静に考えたら、女の子とまともに喋った回数なんて、人生で数十回しかないじゃないか!」
そこへ、遠くからリガルの揶揄するような声が響く。
「私で卒業したくなったら、いつでも呼んでですよぉ♥」
修造は、赤面しながら拳を握りしめた。
「リガルは確かに可愛い……。だが、サキュバスで卒業なんて、それは『素人童貞』と同じじゃないかッ! 俺はもっと、魂と魂がぶつかり合うような、有意義な卒業がしたいんだッ!!」
もはや論理を逸脱した「童貞の哲学」を叫ぶ修造。そこに、一筋の清らかな光が差した。彼にとっての救済そのもの、シフォン♀が通りかかったのだ。
修造は藁をも掴む思いで、最愛の彼女に詰め寄った。
「シフォンちゃん! お願いだ、俺の童貞を捨てさせてくれッ!!」
一瞬の沈黙。シフォンは困ったように眉を下げ、優しく、しかし凛とした正論を放つ。
↑(シフォン)
「修造さん……今の頼み方は、正直に申し上げて、少し気持ち悪いと思いますよ♥」
「……ッ!!」
修造は、雷に打たれたような衝撃を受けた。あまりに正しい。あまりにストレート。
「シフォンちゃん……(m´・ω・`)m ゴメン……俺、焦りすぎてて……」
意気消沈し、膝をつく修造。だがシフォンは、そんな彼を見捨てることはなかった。「大丈夫ですよ」と微笑み、彼の乱れた髪を母性溢れる手つきで優しく撫でたのだ。
「……女神。やっぱりシフォンちゃんは、俺にとっての女神ィイ!」
先ほどまで彼を苦しめていた「童貞の悩み」など、彼女の掌のぬくもりの前では塵に等しかった。
「シフォンちゃーーーん大好きッ!!」
「私も、修造さんのこと大好きですよ♥」
:至福の刻 ―― レンズ豆と炭火の香りに包まれて
愛を確認し合った二人。修造は勇気を出して提案した。
「ちょっと……一緒に、ホテルでもどうかな?」
シフォンはクスリと笑って、愛の作法を諭す。
「そういうのは、まず一度、お食事に誘ってから言うものですよ♥」
「エーーーすまん! 全くその通りだ! シフォンちゃん、俺と一緒に、最高の食事を楽しみに行かないか!?」
「はい♥ 喜んで」
待ち合わせの当日。シフォンは、風にそよぐ草原のような、清楚で可愛らしいワンピースを身に纏っていた。その姿に、修造の熱い心臓は爆発寸前だ。二人は、陽光が差し込むお洒落なレストランの席に座った。
第一の一皿:レンズ豆の煮込み
「このレンズ豆の煮込み……美味い! 大地のエネルギーが、体中に染み渡るようだッ!」
修造が熱弁すると、シフォンもスプーンを運び、目を細める。
「ええ、本当に! 私もこの優しい味、大好きです♥」
第二の一皿:炭火焼き肉
「この肉ッ! 炭火の香ばしさと、溢れる肉汁……まるで俺たちのパッションのようだッ!」
「その通りですね♥ やっぱり、修造さんと二人で食べると、美味しさが何倍にもなりますわ♥」
第三の一皿:フラットブレッド(パン)
「このパンも美味いな! 素朴だけど、しっかりとした意志を感じる味だ!」
「ふふ、美味しいですね♥ 戦いの日常を忘れて、こういう休息を取るのも、時には必要ですわね♥」
二人の間には、もはや「童貞の焦り」など存在しなかった。ただ、互いの存在を慈しみ、美味しい料理を共有する幸福感だけが満ち溢れていた。
食事を終えようとする二人の雰囲気は、最高潮に達している。
果たして、このまま修造は「スマートな紳士」としてデートを完遂できるのか? それとも、再びパッションが暴走してしまうのか――?
次回:『月の輝く夜に ―― 告白と、その先へ』
ご期待ください……!!!
松岡修造&シフォン♀はどうなるッ!?




