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異世界迷宮松岡修造くん  作者: 勇氣
第六章無限銃編

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91/198

091M1カービン(ライフル)「絵」

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 エリドゥの王宮では、アルリム王が執務室の中央に立ち、輝く目で未来を見据えていた。

 「ふむ……この仕様なら、1年間で約1万丁のM1カービンを製造できそうだッ!」

王の声には威厳と興奮が同居していた。核兵器と比べて、製造の難易度が格段に低いことに、アルリム王はほくそ笑む。


 「核兵器は準備に数か月もかかるが、この銃なら我が軍の戦力を瞬時に底上げできる。よし、今すぐ技術開発班を呼べッ!」


修造大尉は王の横で軽く頭を下げながら、感嘆の声を漏らした。

 「さすがはアルリム王ッ!やはり無敵ですな……!」


松岡修造の瞳には、アルリム王への尊敬と信頼が混じって光った。

 「王様の戦略眼は常人では計り知れません……!」


一方、戦場から離れたキシュ国では、最高司令官エドガーが新たに支配権を握った土地で、冷徹に笑みを浮かべながらクルラッシナ・ベルと対峙していた。


 「そう言えば……お前の父親はジュシュル王だったな。自分の父がかつて統治していた国を今、制圧してみてどうだ?」


クルラッシナ・ベルは鋭い目を光らせ、軽く鼻を鳴らす。

挿絵(By みてみん)

               ↑(クルラッシナ・ベル)

 「あんな父親は親ではありませんよ。私を育ててくれた魔神族、Daemonaダエモナ母さんを見捨てた屑です。だから、キシュ国を制圧できたことに、むしろ清々しい気分です。」


エドガーは微かに笑みを漏らした。

 「なるほど……だが、気を抜くな。キシュ国の民は暴動を起こすだろう。お前が実際に統治するのは、恐らく数百年後になる。その頃、お前の魔神族の血が長寿を保証するはずだ。必ずや、問題なく統治できるだろう。」


クルラッシナ・ベルは静かに頭を下げる。

 「有難きお言葉に感謝します、最高司令官。」


エドガーは視線を前方に向けた。

 「次はウルク王国だ。準備はいいな、諸君!」


その声に応えるように、魔神族で編成された精鋭たちは一斉に声を上げた。


 「オオオオオオオ!!!」(メエリタ)

 「オオオオオ!!」(テラ)

 「オオオオオオオオ!!!」(ステッラ・ミラ)

 「オオオオオオオオ!!!」(アクア・ヴィテ)

 「オオオオオオオオ!!!」(アルス・マグナ)

 「オオオオオオオオ!!!」(コギートー・エルゴー・スム)

 「オオオオオオオオ!!!」(デウス・エクス・マキナ)

 「オオオオオオオオオ!!!」(ファク・シミレ)

 「オオオオオ!!!!」(フルクトゥアト)

 「オオオオオ!!」(ネク)

 「オオオオオオオオ!!!」(メルギトゥル)

 「オオオオオオオオオ!!!」(ヤクタ)

 「オオオオオ!!!」(アーレア)

 「オオオオオオオオオ!!!」(エスト)

 「オオオオオ!!」(メメントー・モリ)

 「オオオオオ!!!」(ロクス)

 「オオオオオオオ!!!」(ソルス)

 「オオオオオオオオオ!!!」(ルミノックス)

 「オオオオ!!」(ノドゥス)

 「オオオオオオオオ!!!」(セクンドゥス)

 「オオオオ!!」(ペルソナ・ノン・グラータ)

 「オオオオオオオオ!」(クォ・ヴァディス)

 「オオオオオ!!!」(ラクリモサ)


精鋭たちの咆哮は山々に反響し、ウルク王国に向かう彼らの勢いを示していた。


その頃、ウルク第一王朝のメスキアッガシェル王は城の玉座に座り、背筋に冷たいものを感じた。

 「……今、鳥肌が立った……何か、尋常ではない気配だ……」


側近のハカッシャット・ハムムヘが身を乗り出し、真剣な表情で言う。

 「もし危険があるなら、我々が国王陛下をお守りします!」


さらにカッシャット・メウレも声を揃える。

 「その通りです、国王陛下。陛下の治世が永遠に続きますよう、我々は命を懸けます……」


メスキアッガシェル王は二人の忠誠心に僅かに安堵の息を吐く。

 「ありがとう……その言葉だけで、少し救われた気がする……」


だが、王は直感的に知っていた。最高司令官エドガーの冷徹な計略は、まだこの王国を脅かすのだ、と。


果たして、ウルク第一王朝のメスキアッガシェル王は、迫り来る魔神族の軍勢と最高司令官エドガーの謀略を前に、国を守り抜くことができるのか――!?


次回、「ウルク王国への魔神軍侵攻――メスキアッガシェル王の決断」へ続く……!!!

最高司令官エドガーは進撃し続ける。

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