089銃「絵」
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4年前最高司令官エドガーが僻地で悪魔と契約した。
アルリム王の息子、アラルガルが誕生したその日――
↑(アランガル)
世界は静かに祝福の空気に包まれていた。しかし、その裏で、ある者の力が目覚めた。最高司令官エドガー。彼は戦略に長け、冷徹にして恐るべき才能を持つ人物であった。今回、彼の覚醒は、並行世界の別次元から物を取り出せる能力という形で現れた。その能力を駆使して、エドガーは「魔神族」で構成された民間軍事会社――魔神民間軍事会社を結成する。
「これは並行世界の別時空間で生まれた『銃』という兵器だ。私は無限にこの時空間ポケットを開き、銃を錬成する!」
エドガーの目は戦慄すべき熱を帯びて光っていた。その手に握られた銃は、既存の武器の概念を超えており、遠距離から敵を蹂躙する力を持っていた。
魔神民間軍事会社、出撃。
最高司令官エドガーは軍旗を掲げ、将兵たちに宣言する。
「皆の衆よ!この銃の名はM1カービン!アメリカ軍が生み出したセミオートマチック方式の銃だ!反動は軽く、速射性に優れる。しかし、.30カービン弾のガス圧が低く、作動不良を起こすこともある。射程は短いが……これで我々はキシュ王国を電撃戦で血祭りに上げる!」
その声に、魔神族たちは一斉に咆哮する。
「オオオオオオオオオオ!!!」
アクア・ヴィテ、アルス・マグナ、コギートー・エルゴー・スム、デウス・エクス・マキナ、ファク・シミレ……
フルクトゥアト、ネク、メルギトゥル、ヤクタ、アーレア、エスト、メメントー・モリ……
ロクス、ソルス、ルミノックス、ノドゥス、セクンドゥス、ペルソナ・ノン・グラータ、クォ・ヴァディス、ラクリモサ、ステッラ・ミラ、テラ、メエリタ、ウィータエ、アエテルナエ――
それぞれが戦意を燃やし、咆哮と共に前進を開始した。
キシュ国、戦火に包まれる
突如として、キシュ国の大地に銃声が轟き、空気が鋭利な鉄の雨に変わる。
ジュシュル王は玉座の上で険しい表情を浮かべた。
「くっ……なんだ!?あの武器は……今まで見たこともない……」
遠方から飛んでくる銃弾が、キシュ兵士たちを次々と倒す。
「ぐわああっ!」キリバス兵士の叫びが戦場に響く。
「どうやって攻撃してるんだ……あんな遠くから……反則じゃないか……」キプロス兵士の目に恐怖が宿る。
ジュシュル王は決断を迫られる。核兵器を使えば反撃できるが、味方の被害も甚大になる。
「どうする……いや、ここで核を使えば……いや……!」
考えがまとまらぬまま、兵士たちは次々と銃弾に倒れ、地面は血と土で濡れていく。
ジュシュル王の胸は締め付けられるように痛む。
「……このままでは、我が国は……!」
遠くに見える魔神民間軍事会社の軍勢――無数の魔神族が隊列を崩さず進軍してくる。
銃の連射音が空気を裂き、戦場は地獄絵図と化していた。
果たして、ジュシュル王はこの絶望的な戦局を打開できるのか――!?
次回、「キシュ王国、絶体絶命の攻防戦」開幕――並行世界の銃と魔神族の猛攻に立ち向かうジュシュル王の決断とは!?」
圧倒的窮地に立たされたジュシュル王。




