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異世界迷宮松岡修造くん  作者: 勇氣
第五章アニムス軍編

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082三等曹士アエタス「絵」

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 松岡修造たちは長い道のりを馬車で移動し続け、くたくたに疲れ果てていた。


修造

 「もう、何時になったら着くんだよ~~…。体が鉛のように重い…。」


ラヴ・オーマン・バヘレヴは馬車の座席にどっかりと腰を下ろし、疲れた修造を見て言った。

 「案ずるな。ところで、俺が貸してやったアルスランテペの剣、欲しかったらタダでやるぜ。」


修造の目が一瞬で輝いた。

 「いいんですかッ!ありがとうございますッ!」


ラヴ・オーマン・バヘレヴは豪快に笑う。

 「まぁな、俺はアルスランテペの剣を後13本持ってるんだ。これくらい惜しくも何ともない。」


その豪快さに、松岡修造は思わず心を打たれた。

 「ウホッ……!いい男……!」


二人の会話に笑いが混じる中、辺りは次第に暗くなり、遠くに屋敷の明かりが見えてきた。


馬車を引くバンクシーは少し息を切らしながら言った。

バンクシー

 「近くに屋敷があるな。あそこで一休みさせてもらおう。」


カッセルは馬車を降り、前に進みながら声をかける。

 

 「すみません!こんばんは!ここに泊まらせてもらえませんか?」


すると屋敷の玄関先には、小柄で可愛いメイド姿の少女が立っていた。


アエタス♀

 「良いですよ!どうぞ中にお入り下さい!」


この可愛らしい姿に、松岡修造の胸は高鳴った。

修造

 「君の名前は?」


アエタス♀

 「アエタスと申します。」


修造はそのままの勢いで口を開く。

 「今晩、良ければ俺の馬車でデートしないか?」


アエタス♀は静かに首を振った。

挿絵(By みてみん)

                ↑(これからやる事に興奮するアエタス)

 「お断りします。」


松岡修造はあっけなく振られ、馬車に戻る途中で肩を落とす。


周りの仲間たちはその様子を見て、思わず爆笑した。

バンクシー&カッセル&デフォン&ゴーズ&デルタ&ラヴ・オーマン・バヘレヴ&サイアフ・ミユマン&サヤーフ・ムムヘ師匠&メルリン♀&ベニス♂

 「フハハハハ!」


修造は怒りと悲しみを滲ませて叫ぶ。

 「お前達、人の心ってものがないのかッ!」


カッセルは落ち着いた声でフォローする。


 「まぁまぁ落ち着いてくださいよ!修造はみんなのヒーローなんですから☆」


メルリン♀も笑顔で同意する。

 「カッセルの言う通りよッ!振られたくらいで落ち込むなんて情けないわ!」


修造は目をつぶり、メルリンにすがるように言った。

 「メルリン師匠、慰めてッ!」


するとメルリンは修造の頬に、激しめのキスを落とした。松岡修造は驚き、悲鳴を上げる。

 「ぎゃーッ!もうやめろッ!肌が皮下出血するッ!」


そのまま修造は床に倒れ込み、顔面はメルリンの強力なキスによって赤黒く染まっていった。

修造

 「これは…俺が求めたキスじゃない…ヾ(⌒(_×ω×)_バタン」


サヤーフ・ムムヘ師匠はメルリンを制止する。

 「メルリンさん、もう修造を苛めるのはやめてください。」


その瞬間、アエタス♀が客間に戻り、声をかける。

アエタス♀

 「客間でティーを用意しました。どうぞ、召し上がってください!」


メルリン♀

 「そうね、それもそう。せっかくだしティーを飲みましょう。」


松岡修造とベニス以外の9人はティーを一口含むと、次の瞬間に強烈な眠気に襲われ、床に倒れ込んで眠ってしまった。


ベニスは驚きのあまり声を上げる。

 「何だこれは!?」


アエタス♀は静かに微笑み、正体を明かす。

 「私は三等曹士アエタス♀。あなた方を暗殺するために送り込まれました。お命頂戴します。」


目を覚ましているのはベニスただ一人――。

果たして、孤立無援のベニスはこの危機を切り抜けることができるのか…!?


次回に続く……!

3等曹士アエタス♀はゴスロリです。

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