072第二死合3等少佐官アマデウスVS松岡修造2「絵」
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第三死合の開始を告げるゴングが轟き渡り、観客の興奮が熱波となって会場を満たした。人類代表の最後の切り札、松岡修造が、異次元の侵略者「3等少佐官アマデウス♂」と対峙している。前の死合での仲間の死が、修造の瞳に冷たい炎を灯していた。
「終わりだ…人類も、お前も…」アマデウスは侮蔑に満ちた笑みを浮かべ、手にした戦闘ナイフを研いだ。その殺気は、空間を震わせるほどに純粋で、強大だった。
修造は深く息を吸い込む。心臓が鼓動を打つたびに、全身の細胞が叫んでいる。勝つ、生き抜く、仲間たちの無念をこの腕で晴らすと。
「行くぞッ!」修造の足が地面を抉り、一瞬でアマデウスとの距離を詰めた。しかし、その体勢に入った途端、アマデウスの影が分身したように消える。次の瞬間、修造の背後に現れたアマデウスのナイフが、喉元を冷たく襲う。
「遅いッ!」修造は咄哮と共に体を反らし、ナイフの刃を紙一重で回避した。しかし、アマデウスの攻撃はそれだけではなかった。回避した直後の隙を突くかのように、渾身の蹴りが修造の脇腹をえぐった。
「ぐっ…!」修造は血を吐きながらも踏ん張り、距離を取った。痛みは全身を支配するが、精神だけは折れなかった。
「どうしただ、人類。お前のその情熱、我が前では無力だ」とアマデウスは、あざ笑う。
「…情熱だけか。そうかもしれん」と修造は呟き、拳を握りしめた。「だが、この情熱が、俺を人類たらしめてる魂だッ!神剣トゥクルッ!」
『呼び声、聞こえたぞ、修造!お前の魂の炎、俺に力を!』修造の腰に差された神剣トゥクルが、青白い光を放ちながら応えた。その光は、修造の傷を癒し、萎えかけた闘志に再び火を灯した。
「そう来るかッ!」アマデウスは、光の増した修造を脅威と感じ、再び攻撃を仕掛けた。その動きは、先程以上に速く、苛烈を極めた。極超音速ナイフ投げ、連続した幻惑的なステップ、そして致命的な一撃を狙う渾身の突き。そのすべてが、修造を死に至らしめるために繰り出される。
しかし、修造は違った。神剣トゥクルと共に、彼の動きは洗練されていた。アマデウスの攻撃を、最小限の動きで、最小限の力で、そして最小限の時間で捌いていく。まるで、激流の中を進む小舟のように、危うげながらも確実に、生き延びるための術を体現していた。
「まだまだだッ!」アマデウスの攻撃はさらに激しくなる。だが、その攻撃が、修造にとっては最高の修行となっていた。無間地獄の修行で鍛え抜かれた肉体と、刹那斬の継承者としての資質。その二つが、今、修造の中で融合しようとしていた。
「…来い」と修造は静かに言った。その瞳には、もはや迷いも、焦りもなかった。ただ、断ち切るべき対象を捉える、静かなる光だけが宿っていた。
「なにをッ!」アマデウスは、その変化に気づき、怒りを燃え上がらせた。
最強の一撃、全てを賭した「ギガトンパンチ」を繰り出した。その拳は、空間を歪ませるほどの威力を秘めていた。
修造は、その拳が届く一瞬前、動いた。それは、人間の動きの速さを遥かに超える、一瞬の出来事だった。
「…刹那斬ッ!」
光が、走った。
アマデウスのギガトンパンチが、松岡修造の虚像を捉えた。その直後、アマデウスの体に、静かなる一条の光が横切った。
「…何…だ…?」アマデウスは、自分の体に起きたことを理解できずにいた。だが、次の瞬間、彼の体は、脳天から性器まで、綺麗に、そして無音で、真っ二つになった。その切断面は、まるで鏡のように滑らかで、一滴の血すらこぼさなかった。
アマデウスの上半身と下半身が、ゆっくりと、左右に倒れ込む。内臓は、その切断面から、美しいほどに整然と零れ落ちた。脳は、頭蓋骨からこぼれ出し、地面に広がった。
その光景は、あまりに完璧で、あまりに残酷だった。会場は、一瞬、死を静寂が包んだ。そして、次の瞬間、歓声が爆発した。
神剣トゥクルは、微塵の傷一つない刃を静かに鞘に収めた。
『…完璧だった。修造。お前は、真の継承者だ』
その戦いの終わりを見届けていたアルリム王が、手にした「Lv測定器メガネ」を通して松岡修造を眺めた。すると、そこに表示された数字に、彼は信じられないという表情を浮かべた。
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松岡修造 Lv.300/超人
HP:10000/7000000
スタミナ90000/1919810
MP:85000/114514
戦闘スキル:
気弾Lv.300 斬撃
敵に30万ダメージを与える。敵に5万ダメージを与える
サブスキル:
new
居合斬り 刹那斬
0.1秒で対象を斬り捨てる 約0.013秒で敵を斬り捨てる。
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「無間地獄の修行…そして、刹那斬の継承…まさか、これほどまでに…これが、本当にあの松岡修造かッ!?」アルリム王の声は、震えていた。
審判のジョナサンが、硬くなった口を開き、叫んだ。
「えー…勝者…松岡修造選手ッ!」
その言葉を合図に、会場は歓声の渦と化した。人類は、絶体絶命の状況から、奇跡的な勝利を収めた。だが、その勝利は、あまりに大きな代償を払ってのものだった。そして、まだ戦いは終わっていない。次の試合では、さらに強大な敵が待っている。
果たして、人類は、この希望を繋ぎとめ、最後の勝利を掴むことができるのか。松岡修造は、倒れたアマデウスの残骸を見下ろし、静かに次なる戦いへと、その魂を奮い立たせた。
次回に続く...!
3等少佐官アマデウス
「†┏┛墓┗┓†」




