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異世界迷宮松岡修造くん  作者: 勇氣
第四章幕僚長軍編

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66/198

066禁断症状「絵」

薬物は人生を破壊します。

 松岡修造は、手にしていた愛すべき大麻を、メルリン♀とアルキマイ♀によって無慈悲に取り上げられた。


 「俺の愛すべき大麻を返してくれッ!」

修造は絶叫した。だがその声は、村の静けさにかき消されてしまう。


 「私を倒せたら、大麻を返してあげるわ!」

メルリン♀は涼やかな微笑を浮かべ、松岡修造を見下ろした。


修造はLv測定メガネを取り出し、師匠の弱点を解析しようとした。しかし、その結果に、彼は愕然とする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Lv.122 メルリン♀/魔法使い

HP:1,600,000/1,600,000

MP:15,000/15,000

戦闘スキル:

破滅の願い (周囲30mに140ダメージ)

瞬間移動 (MP1消費で瞬時に移動可能)

サブスキル:

ヒズク・アル (対象1体の筋力を1分間1万倍にする)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「ふむ……今は修造にヒズク・アルを使ってやらないし、アルキマイ♀も無重力魔法は封じている……つまり激重剣も使えないわね。」

メルリン♀の瞳は鋭く光り、松岡修造の小手先の策略など、まるで通用しないことを告げていた。


圧倒的な師匠の前に立ちすくむ修造。しかし、彼の決意は揺れ動く。目先の大麻への欲望が、彼の理性を侵食していた。


 「誰が修行なんかするかッ!俺は大麻を買いに行くッ!」

修造は銀1シェケルを握り、祈祷師の小屋へと逃げ出そうとした。


だが次の瞬間、アルキマイ♀の手刀が彼の手を叩きつける。


 「イッテー!何すんだ、テメぇーーー!」

修造は驚愕し、背後に吹き飛ばされる。


 「ふんッ!」

アルキマイ♀は無表情で構えを取り、修造の顔面を殴打。衝撃で修造は1メートル吹き飛んだ。


 「こんなの……リンチと変わらんやん……」

 「リンチじゃないわッ!教育よッ!」

アルキマイ♀は冷徹に言い放つ。


修造の脳裏には、大麻の香りと心地よさが渦巻く。


 「はぁはぁ……大麻、大麻をくれ!大麻がないと生きていけないんだよ……(ಥ﹏ಥ)」

絶望の淵で喘ぐ修造の心は、大麻への執着に支配されていた。


しかし、メルリン♀とアルキマイ♀は静かに近づき、優しく彼を抱き締める。


 「私たちが修造を護るわ……」

「修造は強い子でしょ。大麻がなくても生きていけるわ!」

その言葉は、修造の胸に温かな光を灯した。


心の奥底で揺れていた理性が少しずつ立ち上がる。修造は決意する。


 「うん……決めたよ!俺、大麻を吸う頻度を減らすッ!」

勇気ある言葉に、遠くで見守っていた村人たちも涙を流す。


挿絵(By みてみん)

                  ↑(ベン)

ベン♂

 「修造の前頭前野――特に背外側前頭前野が、理性を保ち続けられるか、見ものだな!」


松岡修造の決意は、彼自身にとって小さな一歩かもしれない。しかし、それは古代人が持ち得なかった、人類としての進化の兆しであった。


古代の大麻常用者たちは、誰一人として自制を選ばなかった。しかし修造は違う。彼は大麻を前に、理性と覚悟で立ち向かうことを選んだ。


村の小さな広場に、修造の新たな覚悟が静かに響く――。

彼の行動は、個人の成長を超え、村全体、ひいては人類の進化に繋がる一歩となるのだった。


松岡修造は、大麻を控えた初日の夜を何とか乗り越えた。

だが、禁断症状はまだ始まったばかり。彼の戦いは、これからも続く――。


果たして松岡修造は、自らの意志だけで禁断症状に耐え抜き、修行者として真の成長を遂げることができるのか――?

次回に続く…!

薬物は絶対に止めましょう。

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