062邪蒼龍デルメジウス「絵」
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リガル♀は大将補佐官グレイト♂と2等曹士アドモニティオー♀の追跡を振り切り、影のように街の路地を駆け抜けていった。
その瞳には冷徹な決意が光る。無双剣士ライオネットを救おうとする気持ちは微塵もなく、ただ己の生存と任務完遂のみを考えていた。
「……さようなら、ライ先生」
リガル♀は背後を一瞥もせず、無情にも仲間を見捨てて逃走を続ける。
一方、地面に倒れた無双剣士ライオネットは、グレイト♂とアドモニティオー♀に確実に押さえ込まれ、強制的に拘束されてしまった。
「無双剣士ライオネット!貴様、逮捕するぞッ!」
グレイト♂の声は冷たく、決意に満ちていた。
「ハッ!」
アドモニティオー♀もすかさず声を掛け、二人がかりでライオネットの身動きを封じる。
こうして無双剣士ライオネットは捕縛され、リガル♀の裏切りとともに完全に孤立することとなった。
~~~~~~~~~~一週間前~~~~~~~~~~
その頃、松岡修造達は平穏を揺るがす、あまりにも巨大な脅威に直面していた。
空の彼方から、突如として邪蒼龍デルメジウスが姿を現したのだ。
↑(邪蒼龍デルメジウス)
「何だ……こいつは!?」
松岡修造は咄嗟に後ずさり、目を見開いた。
「翼開長、18メートルはありそうね……!」
アルキマイ♀も恐怖で声が震えている。
「未だに龍が存在していたとは……信じられないわ」
メルリン♀は動揺を隠せず、ただ状況を見守るしかなかった。
松岡修造は目の前の巨龍のステータスを確認し、直感で勝ち目がないことを悟る。
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邪蒼龍デルメジウス Lv.138/龍族
HP:1,700,000/1,700,000
MP:10,000/10,000
戦闘スキル:ファントムブレス(音もなく対象を灰にする)
サブスキル:ファイナルブレス(対象1体に9999ダメージ)
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「皆、逃げるぞッ!」
松岡修造は恐怖を押し殺し、仲間に叫ぶ。
「何であんな強い龍がまだ生きてるのよッ!」
アルキマイ♀の叫びに、メルリン♀は少し苛立ちながらも答えた。
「知らないわよ、そんなの!」
邪蒼龍デルメジウスは喉から濁った唸りを上げ、涎を垂らしながら松岡修造達に向かって襲い掛かる。
「いやぁあああああああ!死にたくないッ!」
アルキマイ♀は後ずさりながら絶叫する。
「そんなの……神話上の生物よッ!」
メルリン♀も恐怖を押し殺して叫ぶが、その瞳は焦りで揺れている。
松岡修造は邪眼の力で、未来のビジョンを見た。
自身が龍の巨大な顎に頭から食べられる未来――その恐怖がリアルに脳裏に浮かぶ。
「ぎゃーーー!!!俺、今邪眼の能力を使わなければ……喰われていたよォォォ!!!」
胸を撫で下ろす松岡修造。
「生きててよかったじゃないッ!」
メルリン♀は安堵の声を漏らす。
「もう、俺……生きられないかもしれない……」
修造は青ざめた顔で小さく呟く。
三人は必死に近くの廃屋へと逃げ込むが、邪蒼龍デルメジウスは容赦しない。
その強力な顎が廃屋の屋根を粉砕し、更なる追撃を仕掛けてきた。
「不味い……もう、だめかも……」
修造の声がかすれ、恐怖が全身を貫く。
「いいえ、まだよ!近くに洞窟があるわ!そこに避難しましょう!」
メルリン♀は冷静に指示を出し、三人は辛うじて洞窟へと逃げ込むことができた。
「ハァ……ハァ……ハァ……(;´Д`)」
修造の息は荒く、全身の力が抜けていく。
「ぜーーはーーー、ぜーーはーーー。」
メルリン♀も荒い呼吸で息を整える。
「何でこの辺に、あんな強力な龍がいるのよ!?」
アルキマイ♀は怒りと恐怖を混ぜて叫ぶ。
「そんなの……こっちが訊きたいよ……」
修造も半ば呆然と答えた。
しかし会話もそこまで――洞窟の奥から、邪蒼龍デルメジウスが巨体を滑り込ませ、顔を洞窟内に突っ込み始めた。
「いやぁああああああ!何て日だァアアアアア!」
松岡修造達の悲鳴が、洞窟内にこだました。
果たして松岡修造達は、邪蒼龍デルメジウスの圧倒的な力から逃れ、生き延びることができるのか――。
次回、松岡修造と仲間達の究極のサバイバルバトルが幕を開ける……!
貴方なら邪蒼龍デルメジウスをどう斃します?




