057牡牛(ブル・オブ・ヘヴン)「絵二枚」
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サヤーフ・ムムヘの凱旋からしばらく経ち、舞台は一転――松岡修造とアルキマイ♀、メルリン♀の討伐チームに移る。
アルキマイ♀
「今回の討伐対象、牡牛――ブル・オブ・ヘヴンは体長約4メートルらしいわ。」
修造
「えっ、4メートル!? マジですか!? 滅茶苦茶ドデカイじゃないですかッ!」
メルリン♀
「そんなに大きいなら、直ぐに見つけられそうね……」
三人が話しながら森を進めば、案の定、遠くに巨大な影が揺れる。
修造
「あれが……牡牛ッ! なんて大きさだ……!」
アルキマイ♀
「角幅は約3.02メートルね。慎重に行かないと、ひと突きで大怪我は確実よ。」
メルリン♀
「角もあんなに大きいなんて……想定外だわ。気を抜けない。」
修造
「角に刺されたら命はないですね……」
メルリン♀
「慎重に。三人で囲みつつ攻撃するわ。隙を与えずに仕留めましょう。」
修造
「はいッ!」
アルキマイ♀
「了解!」
三人は慎重に距離を取り、囲みを形成する。しかし、牡牛は予想以上に敏捷で、突然暴れ出した。
牡牛
「モォオオオオオオオオ!!!!!!!」
松岡修造に向かって勢いよく突進してくる。
修造は長年の相棒であるアルスランテペの剣を抜き、居合い斬りの構えを取った。
修造
「居合い斬りィイイイイ!」
しかし、牡牛の巨大な角に居合斬りは弾かれ、アルスランテペの剣は粉々に砕け飛んだ。
修造
「うわぁああああッ! 俺の相棒がぁああああああああ!」
アルキマイ♀
「……悲惨ね。」
メルリン♀
「でも修造、激重剣『トゥクル』があるじゃない! 落ち込んでる暇はないわ!」
松岡修造は折れた相棒の剣を前に呆然と立ち尽くす。
修造
「相棒~~~~……(;ω;)」
アルキマイ♀
「こんな時にメソメソしてるんじゃないッ! 次の攻撃が来るわよッ!」
牡牛は再び全力で修造に突進してくる。
修造
「よし……俺は相棒の死を乗り越えるッ! 今度こそトゥクルで止めるッ!」
剣を握り直し、修造はトゥクルを振るった。
その一撃が牡牛の脳天に直撃する。
牡牛
「モーーーン↓」
巨大な生物は力なくその場に倒れ込み、痙攣を起こす。
修造
「しゃーーーーーー!!! 俺たちの勝利だァアアア!!!」
だが、まだ油断はできない。牡牛は微かに足をばたつかせ、再び立ち上がる気配を見せていた。
アルキマイ♀
「流石は修造ね……! でもこのままじゃ危険よ。首をしっかり切断して完全に倒すのよ!」
修造
「わかりました……メルリン♀、ヒズク・アルで俺を強化してくれ!」
メルリン♀
「任せてッ! ヒズク・アルッ!!」
力を増幅された修造は再び剣を振るい、牡牛の首を一閃。
返り血が飛び散り、アルキマイ♀とメルリン♀は全身を血で染められた。
修造
「ごめん……皆、悪気はないんだ! 許してくれるよね……?」
しかし、二人の怒りは収まらない。
メルリン♀
「ごめんじゃないわよ! 修造、私のお洋服が血だらけじゃない!」
アルキマイ♀
「そうよっ! 散々迷惑かけて……!」
松岡修造はその場で二人にボコボコにされ、身動きもできない。
修造
「酷いよ……」
メルリン♀
「酷いのはあなただわ! 何度も危険に巻き込まれるんだから!」
アルキマイ♀
「ほんと、もう……次からは反省して頂戴ね!」
こうして、松岡修造御一行は無事に討伐を完了した。
伝説の牡牛――ブル・オブ・ヘヴンを倒し、報酬として銀2万シェケルを手に入れることができたのだった。修造は相棒を失った悲しみと共に、仲間の力を改めて実感しながら、血まみれになった自分たちの姿を見つめた。だが、その顔には誇りと達成感が溢れていた。
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