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異世界迷宮松岡修造くん  作者: 勇氣
第三章邪眼覚醒編

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50/198

050帰還「絵」

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      ~~~~~~~~~~約291日後~~~~~~~~~~


漸く、ラヴ・オーマン・バヘレヴは長き過酷な旅を終え、故郷エリドゥに帰還した。

故郷の空気に触れた瞬間、疲れ切った身体と心に安堵の波が押し寄せる。


アルメル♀&シフォン♀

 「お帰りなさい!!!!」

ギボル・ヘレヴ&占星術師イェシュート

 「無事で良かった……おかえりなさい!」

サイアフ・ミユマン&サージカルト

 「ご帰還、心よりお喜び申し上げます!」

サヤーフ・ムムヘ師匠&ゲッシュ

 「お帰りなさい!無事で本当に良かった!」

審判ジョナサン&ベニス

 「お帰りなさいませ、勇者様!」

ラキシュ♂

 「御帰りだーーーーー!!!!!」


ラヴ・オーマン・バヘレヴは力強く手を上げて応えた。


ラヴ・オーマン・バヘレヴ

 「ただいまーーーーー!!!!!!!!」


その瞬間、国中に歓声が轟き渡った。広場には市民や兵士たちが集まり、彼の勇敢な帰還を祝福する。旗が翻り、歓声が重なり、まるで大地そのものが祝福しているかのようだった。


アルリム王

 「さすがは我が国随一の勇者、ラヴ・オーマン・バヘレヴ!」


ラヴ・オーマン・バヘレヴは胸を張り、袋に入れられたものを慎重に差し出した。


ラヴ・オーマン・バヘレヴ

 「これが、討伐の証です。レッドドラゴンの首です。」


しかし、長きにわたる旅と激闘の影響は、成果物にまで影を落としていた。

レッドドラゴンの首は腐敗が進み、皮膚は乾き、鱗は変色しており、強烈な悪臭を放っていた。


アルリム王

 「ヴォエッ!なんだこの臭さは……!」

アルメル♀

 「ひぃっ……鼻が曲がりそう……!」

シフォン♀

 「これが……レッドドラゴンの匂いなのね……」

ギボル・ヘレヴ♂

 「こんなに臭いのによく耐えたな……」

占星術師イェシュート♀

 「まるで災厄そのものの匂いだわ……」

サイアフ・ミユマン

 「硫黄のような匂いだ……」

サージカルト

 「正直、これが本物かどうか分からないじゃないか……」

サヤーフ・ムムヘ師匠

 「11メートル離れているだけでもこの臭さ……!」

ゲッシュ

 「ラヴ・オーマン・バヘレヴ、君は嗅覚が麻痺しているのか!?よく平然としていられるな……!」


エリドゥの人々は思わず顔を背けるほどの強烈な臭気だったが、ラヴ・オーマン・バヘレヴは誇らしげに首を高く掲げた。


アルリム王

 「衛兵!そのレッドドラゴンの首を安全に持て!」

挿絵(By みてみん)

            ↑(衛兵ジャスティンがレッドドラゴンの首を持つ)

衛兵ジャスティン

 「ハッ!」


そして、アルリム王はラヴ・オーマン・バヘレヴに声をかけた。


アルリム王

 「ラヴ・オーマン・バヘレヴ、こちらへ来い。」

ラヴ・オーマン・バヘレヴ

 「ハッ!」


王宮の奥深く、厳重に保管されている神器の間へと案内された。

壁には五本の神器が荘厳に飾られ、黄金と宝石が煌めいていた。


アルリム王

 「よくぞ帰還した。君の活躍は国の誇りである。さあ、望む神器を一本選びたまえ。」


ラヴ・オーマン・バヘレヴは慎重に五本の神器を見つめ、指を一本一本ゆっくりと動かした。

そして選ばれたのは――


ラヴ・オーマン・バヘレヴ

 「これにします。」


アルリム王

 「ほう……お目が高い。選んだのは『エリムサルエ』……」


それは長さ2メートルにも及ぶ巨大なメイスで、威圧感と存在感が半端ではない。


アルリム王

 「重量は7kg。しかし、君の怪力ならば十二分に振るうことができよう。希望するならば、このまま余の直属の配下となることもできる。」


ラヴ・オーマン・バヘレヴは胸を張り、力強く答えた。


ラヴ・オーマン・バヘレヴ

 「光栄にございます!喜んで配下としてお仕えいたします!」


アルリム王

 「我が配下にこれほど強き者が加わるとは……まさに我が国は幸運なり!」


その瞬間、王宮の空気は誇りと達成感に満たされた。

ラヴ・オーマン・バヘレヴの目には、旅路で培った経験と決意、そして仲間たちへの深い感謝が力強く宿っていた。


こうして、長きにわたるレッドドラゴン討伐の旅は、無事に幕を閉じた。

英雄として迎えられたラヴ・オーマン・バヘレヴは、新たなる戦いに向けて静かに拳を握りしめた。


――これで彼の伝説は、また一つ、新たな章へと繋がったのである。

ラヴ・オーマン・バヘレヴは一段とカッコ良くなりました。

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