047神器「絵二枚」
推敲しました。
アルリム王は深く胸を張り、堂々と語り始めた。
アルリム王「よく聞け、何故我々が世界最強の国家なのかを説明しよう。我が国エリドゥは、ただの国家ではない。国家の象徴たる神器を五本も保持しているのだ。」
アルメル♀はその言葉に目を見開いた。
↑(世界最強の国家エリドゥの姿)
アルメル♀「流石……世界最強の国家エリドゥ……!」
アルリム王はにやりと笑い、誇らしげに続けた。
アルリム王「神器の名は――エリムサルエ、クルドゥブバ、シタ、シャルル、そしてミトゥムだ。」
ゲッシュは感嘆の声を漏らす。
↑(アルリム王を褒めるゲッシュ)
ゲッシュ「流石はアルリム王!俺達には到底できないことを平然とやってのける……そこにシビれる!あこがれるゥ!」
アルリム王は豪快に笑った。
アルリム王「フッ、煽てても何も出はせんぞ。余は全ての神器を使いこなせるのだ。」
その時、ラヴ・オーマン・バヘレヴが眉をひそめ、慎重に問うた。
ラヴ・オーマン・バヘレヴ「これまで俺が使ってきた武器は、戦場でことごとく壊れてきた。その神器は壊れないのか?」
アルリム王は胸を張る。
アルリム王「当然壊れぬ。これこそ、人類が唯一鬼神魔王軍に匹敵する切り札なのだ。」
ラヴ・オーマン・バヘレヴは一歩踏み出し、目を輝かせた。
ラヴ・オーマン・バヘレヴ「俺に一本くれぬか?」
アルリム王は困惑した表情を浮かべる。
アルリム王「まず、俺のお題をクリアしてから与えるとしよう。お題は――ドラゴン退治だ。」
ラヴ・オーマン・バヘレヴは眉をひそめ、疑念を抱く。
ラヴ・オーマン・バヘレヴ「俺はこれまでドラゴンなど見たことがない。そんなものは御伽噺の世界の存在だろう?」
アルリム王は静かに頷き、手を差し伸べた。
アルリム王「少しこちらに来い。」
アルリム王が十二人を案内した部屋には、壮絶な光景が広がっていた。壁一面に、かつて討伐されたドラゴンたちの巨大な骨が飾られているのだ。
サージカルトは目を見開き、思わず息を呑む。
サージカルト「……自分の目で見ても信じられない……」
アルリム王は微笑んだ。
アルリム王「無理もない。余も子供の頃は、ドラゴンなど実在しないと信じていたからな。」
アルメル♀はつぶやく。
アルメル♀「ドラゴンなんて、今や希少種しか残っていないんじゃない?」
アルリム王は深く頷く。
アルリム王「その通りだ。余の兄貴、クシムがドラゴンの99.9%を狩り尽くしたのだからな。」
審判ジョナサンは驚きを隠せない。
審判ジョナサン「えぇ!アルリム王様のお兄様って、そんなに凄まじい方だったんですか!?」
アルリム王は誇り高く答える。
アルリム王「強いなんてもんじゃない……あれは史上最強の大魔法使いだ。」
ラキシュ♂は顔をしかめ、少し消極的な声を漏らす。
ラキシュ♂「悪いが、俺はそんな依頼は引き受けられないな……」
だがラヴ・オーマン・バヘレヴの瞳は静かに燃えていた。
ラヴ・オーマン・バヘレヴ「……俺一人でやってみせる。」
その闘志の炎に、アルリム王は微笑んだ。
アルリム王「良い度胸だ……まだ最強のドラゴンが生きている。その名は――レッドドラゴン。赤い鱗は全ての攻撃を跳ね返す。」
アルメル♀は目を見開き、声を上げる。
アルメル♀「そんなの、どうやって勝てるのよ!?」
アルリム王は静かに告げる。
アルリム王「だが、その試練を乗り越えられなければ、神器の所有者に値しない。」
ラヴ・オーマン・バヘレヴは拳を握り、決意を秘める。
ラヴ・オーマン・バヘレヴ「……俺はやるぜ!」
アルリム王は彼の背中を見て、心の中で称賛した。
アルリム王「流石は剣の達人よ……その覚悟、余にシビれる!」
果たしてラヴ・オーマン・バヘレヴは、伝説のレッドドラゴンを見つけ出せるのか。
そして、その圧倒的な存在を打ち倒すことができるのか――。
次回、運命の戦いが幕を開ける……!!!!!
今度はラヴ・オーマン・バヘレヴの活躍を描きます。




