182スタイラス作り「絵」
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松岡修造は学校の近くに群生している葦を取りに行く為に歩いた。
松岡修造
「ここは本当に面白い場所です。こんなに葦があるなんて幾らでもスタイラスを作れますね!マルカ先生♀!」
マルカ先生♀
「そうね!実はウルク国が出来る前に、すでに葦が豊富に存在していたのよ!これには明確な地理的・歴史的理由があるわ!先ず自然環境ね!ウルクはユーフラテ川沿岸の湿地帯に位置してこの地域は元々、川の氾濫によって形成された肥沃な土壌と広大な湿地が存在しているの!葦は湿地に自生する代表的な植物で、人間が定住する前から原生していたのよ!それから定立の理由では古代メソポタミア人がウルクに定住した理由の一つが、この豊富な葦の存在があげられるわ!葦は建築材料(家屋、神殿の壁)、筆記具、燃料編物(かご、マット)、食料(若い葦の芽)にもなるわ!」
松岡修造
「スッゲー!葦万能じゃん!」
マルカ先生♀
「私達ウルク人がこうして暮らしていけるのは葦があったからよ!葦があったからこそ人々が集まり、そこでウルク都市が発展したのよ!自然環境が文明の発展を可能にした典型的な例で、「葦を植えてから都市を作った」のではなく、「葦が豊富な場所に都市が自然発展した」というのが正しい順序だわ。これは多くの文明に共通するパターンで、人々は資源の豊富な場所に定住し、そこから都市文明が発展していくのだわ!」
松岡修造
「へぇ~!マルカ先生♀は物知りですね!」
マルカ先生♀
「当然よ!先生を舐めないでよね!そんな事よりそこの葦なんかかなり出来がいいわね!」
松岡修造
「本当だ!とても良い葦ですね!」
マルカ先生♀
「それを54本程伐って持ち帰りましょう!」
そうしてマルカ先生♀選り抜きの優れた葦が学校に持ち込まれた。
マルカ先生♀
「これなら大丈夫だわ!私もこんなに素晴らしい葦なら上手く加工出来るわ!えっとそれから葦の先端を鋭利な石や貝殻、それか金属製のナイフで斜めに切断するわ!修造君見ててこうするのよ!」
松岡修造
「ほぅ~~~先生中々やりますねぇ!」
マルカ先生♀
「関心してないで修造君もナイフを持ってやりなさい!」
こうして松岡修造とマルカ先生♀はナイフを持ち葦を斜めに切断した。
松岡修造
「ふぅ~出来ました!」
マルカ先生♀
「楔形の「くさび」部分になっているわね!上出来だわ!流石は修造君ね!次は 先端の整形も大事だわ!まだザックリとしか出来てないから切断面を石や硬木でこすり、より滑らかにするの!先端をわずかに平たくして、粘土に押し込んだ時に楔形の文字が刻めるように調整してね!」
松岡修造
「やべぇ!折っちゃった!」
松岡修造は葦を折ってしまった。
マルカ先生♀
「ちょっと修造君!何やってるの!まぁこんな事もあろうかと残り私が作っているのも含めて53本あるから気にせずに励みなさい!」
松岡修造
「はい!」
こうして何とか松岡修造は調整が完了した。
松岡修造
「調整出来ました!」
マルカ先生♀
「良く出来たわね!それから柄の部分の処理もちゃんとしてね!持ちやすいように葦の節を利用して自然な「グリップ」部分を確保してね!」
松岡修造
「やります!」
こうして松岡修造はグリップ部分を確保した。
松岡修造
「グリップ部分を確保出来ました!」
マルカ先生♀
「う~ん。細かい調整は私がするとして表面を削って滑らかにし、長時間の使用でも手が痛くならないように加工するわ。見ててこうするのよ!」
松岡修造
「こんな感じですか?」
マルカ先生♀
「そうそう!そんな感じ!それで乾燥と硬化も忘れちゃ駄目よ!加工したスタイラスを日陰でゆっくり乾燥するのよ!これで準備OK!占い師さんもここ最近はずっと快晴で乾燥していると言ってたから間違いないわね!」
松岡修造
「こうやってやりました!」
マルカ先生♀
「いいじゃない!流石は修造君ね!こうやってスタイラスを乾燥させるのよ!」
マルカ先生♀の教えは解りやすくそして理にかなっていた。
松岡修造
(マルカ先生♀スゲーな!俺が一本作る間マルカ先生♀は52本も作っていたんだ!)
マルカ先生♀
「修造君実は貴方に伝えたい事があるの...私実は...」
果たして松岡修造はマルカ先生♀から発せられる衝撃的な言葉を受け止められるのか?次回に続く...!
いつも読んでくれてありがとうございます。




