181沈殿「絵」
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松岡修造はマルカ先生♀から粘土を濾過する方法を教わる。
マルカ先生♀
「メソポタミアで粘土から不純物を取り除く方法は、この手法が使われているわ1. 水による濾過・沈殿だわ!粘土を大量の水に入れて泥状にする。大きな石や砂、植物片などが沈殿するまで放置する。上澄み液を別の容器に移す。この過程を数回繰り返して純度を高める。2. 手作業による選別だわ!指で小石や木片、根などを取り除くの!目の細かい網や布で濾すのよ!(布製の濾過装置も使用)3. 粘土の「熟成」濾過した粘土を数日間放置するの!微細な不純物が自然に沈殿するわ!上層部のより純度の高い粘土のみを使用してね!4. 混練(こね合わせ)するの!不純物を取り除いた粘土を足で踏んだり手でこねたり均一な質感にすることで残る微細な不純物を分散させてね!5. 私の様な専門職人の技術書記や粘土職人が経験的に良質な粘土を見分けるのよ!特定の粘土採取場から高品質な粘土を選んで使用してね!副業で私の様な書記達は長年の経験から最適な不純物除去方法を会得しているわ。特に重要な文書用の粘土板は、より丁寧な処理が施されていまるわ。」
松岡修造
「へぇ~マルカ先生♀は専門職人なの?それとも技術書記なの?それか粘土職人?」
マルカ先生♀
「私は学校の先生以外にも技術書記も偶に副業として稼いでいるわ!」
松岡修造
「へぇ~マルカ先生♀ハイスペックぅう~~~~!」
マルカ先生♀
「ふざけた事言ってないで続きを始めるわよ!」
松岡修造
「はい!」
マルカ先生♀
「水を持って来たから早く入れて!」
松岡修造
「入れますよー入ってイク!」
こうして粘土を入れて泥状になった。
マルカ先生♀は悩んだ。
(この子は一回で覚える様な脳ではない。恐らく数百回言わないと覚えないクチね。いいでしょう!それでこそ教師魂が燃えるってもんよ!)
松岡修造は「ボケー」としていた。
マルカ先生♀
「後は大きな石や砂、植物片などが沈殿するまで放置する。」
松岡修造
「シました!」
マルカ先生♀
「上澄み液を別の容器に移す。」
松岡修造
「やりました!」
マルカ先生♀
「この過程を数回繰り返して純度を高めるのよ!」
松岡修造
「しました!」
マルカ先生♀
「OKね!次は手作業による選別よ!指で小石や木片、根などを取り除いて!目の細かい網や布で濾すのよ!(布製の濾過装置も使用)」
松岡修造
「これ結構面白いですね!」
マルカ先生♀
「そう思ってくれたら嬉しいわ!」
こうして選別も無事終了した。
マルカ先生♀
「そして粘土の「熟成」濾過した粘土を数日間放置するの!微細な不純物が自然に沈殿するわ!上層部のより純度の高い粘土のみを使用するの!」
松岡修造
「こうっすか!」
マルカ先生♀
「良く出来たわね!先生嬉しいわ!」
松岡修造
「マルカ先生♀に褒められて嬉しいです!」
マルカ先生♀
「先生も嬉しいわ!もう数日間この粘度には触らないでね!」
松岡修造
「理解しました。」
マルカ先生♀
「それから次は葦でスタイラスを作るわね!」
松岡修造
「それならもう既に完成してあります!」
松岡修造は自作スタイラスをマルカ先生♀に見せた。
マルカ先生♀
「こんな下手なスタイラスは初めて見たわ....」
松岡修造
「えぇー!そんなに俺のスタイラスの出来が悪いですか?」
マルカ先生♀
「まぁスタイラスの詳しい作り方を教えなかった先生が悪いか...いいわ!今から教えるわ!」
松岡修造
「宜しくお願い致します。」
マルカ先生♀
「先ず葦の選択と採取だわ!修造君はボサボサの葦を選んでしまったのよ!これでは書き辛いわ!」
松岡修造
「申し訳ございません。」
マルカ先生♀
「より良い葦を選び直して!川岸や湿地で自生する葦の中から、適度な太さ(直径5-10mm程度)のものを選ぶのよ!乾燥せず、しなやかな若い葦が好まれるわ!修造君のは乾燥してたわ!長さ15-20cm程度に切断よ!覚えておきなさい! 先端の加工も大事よ!葦の先端を鋭利な石や貝殻、あるいは金属製のナイフで斜めに切断するわ!これが楔形の「くさび」部分になるのよ! 先端の整形も大事だわ!切断面を石や硬木でこすり、滑らかにするの!先端をわずかに平たくして、粘土に押し込んだ時に楔形の文字が刻めるように調整しなさい! 柄の部分の処理もちゃんとしてね!持ちやすいように葦の節を利用して自然な「グリップ」部分を確保するのよ!表面を削って滑らかにし、長時間の使用でも手が痛くならないように加工しなさい! 乾燥と硬化も忘れないで!加工したスタイラスを日陰でゆっくり乾燥してね!完全に乾燥すると硬化し、長期間使用可能になるわ! 使用時の工夫は使用前に先端を少し湿らせることで、粘土への食い込みを良くなるわ!覚えといて!先端が摩耗すると、再切断して新しい先端を作り直してね!」
松岡修造
「はぁ~まぁ取り敢えずご立派な葦を採取すれば良いんですね!」
マルカ先生♀
「その通りよ!」
果たして松岡修造は今度こそご立派な葦を手に入れる事が出来るのか?
次回に続く...!
いつも読んでくれてありがとうございます。




