177地獄之計算ドリル問題集基礎之基礎「絵四枚」
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松岡修造は狭い教室でマルカ先生♀とガチ1on1でみっちり計算ドリルのお勉強をする。マルカ先生♀はガチ1on1だと気品が無くなる。
マルカ先生♀
「おい修造そこはそうじゃないだろ!こんな簡単な問題も解らないのか!60進法では、10進法の小点にあたるものをセミコロン(;)で、各桁の区切りをカンマ(,)で表すのが一般的だ。」
松岡修造
(全然読めない。分かる訳ないんだよな~。)
マルカ先生♀
「書いてある内容はこうよ!このような円筒形のタブレットは、主に学校の書記生(scribe)の訓練用で、ひたすら繰り返し書く「計算ドリル」として使われている!行がびっしり並んでいて、同じような記号の繰り返しが多く見えるだろ!これは乗算表(multiplication table)や逆数表(reciprocal table)の典型的なパターンだ!六十進法(base-60)の数字が繰り返し出てくるぞ!縦の列ごとに「ある数を1から50くらいまで掛けた結果」を列挙してある!そして「nの逆数(1/n)」をリストアップした表(割り算を速くするための必須暗記項目)も書いてあるぞ!典型的な逆数表(IGI = 逆数)の抜粋したから覚えろ!
1の逆数:1
2の逆数:30(= 1/2 = 0.30 in sexagesimal)
3の逆数:20(= 1/3 = 0.20)
4の逆数:15(= 1/4 = 0.15)
5の逆数:12(= 1/5 = 0.12)
6の逆数:10(= 1/6 = 0.10)
7の逆数:8,34(=1/7)
8の逆数:7;30(= 7分30秒 = 0.7,30)
9の逆数:6;40(= 0;6,40)10の逆数:6(= 0;6)...(続きで12→5、15→4、16→3;45 など)例:乗算表の(例えば「7倍表」)
7 × 1 = 7
7 × 2 = 14
7 × 3 = 21...7 × 19 = 2,13(133 in decimal)7 × 20 = 2,20(140)7 × 30 = 3,30(210)など六十進法なので、数字は「;」で小数点、「,」で位取りを表すんだ!(例: 1;30 = 1 + 30/60 = 1.5)。繰り返しの多い記号が並んでいる。これは乗算の反復練習か逆数の暗記表だ!要するに「1から50までの数を、ある固定数で掛けた結果をひたすら並べた表」 そして「数を60で割るための逆数リスト」 が書いてあるんだ!お前はこれを何度も書いて覚え、実務(税計算・分配・測量)で使えるように訓練しているんだ!」
松岡修造
(この先生は鬼か...こんなの言われた位で覚えられる訳ねぇだろ!)
マルカ先生♀
「今言われた位で覚えられる訳ないだろ!って顔したわね!」
松岡修造
(ギクっ何でバレている!?)
マルカ先生♀
「だからこそスタイラスで書いて書いて書きまくって覚えるのよ!」
松岡修造はスタイラスで書いて書いて書きまくった。
マルカ先生♀
「もっとよ!もっと書きなさい!そんなんじゃ60進法の計算なんて出来ないわよ!」
松岡修造
「はい!マルカ先生♀!」
こうして松岡修造は何とか60進法計算の基礎の基礎をマスターした。
マルカ先生♀は満面の笑みで微笑んだ。
マルカ先生♀
「漸く出来ましたね!基礎の基礎ですが先生嬉しいです。」
松岡修造
(マルカ先生♀って笑うと結構可愛いんだな。知らなかった。)
マルカ先生♀は上機嫌になり次の問題を出題する。
マルカ先生♀
「次はこの問題を解いて貰いましょう!」
松岡修造
(何だこの問題...全然分かんないんだよ!マルカ先生♀そんな哀れむ様な眼で見ないでよ!)
マルカ先生♀
「そう...こんな簡単な問題も分からないのね...可哀想に...」
松岡修造
(だからテンションの落差スゴッ!)
マルカ先生♀
「この学校では、60進法(sexagesimal)で分数を扱うのが普通なので、こういう事になるわ!」
1/2 = 0;30 (30/60)
1/3 = 0;20 (20/60)
1/4 = 0;15 (15/60)....etc
松岡修造は黙々とマルカ先生♀に言われた通りに勉強した。
果たして松岡修造は計算ドリル問題集之基礎をマスターする事が出来るのか?
次回に続く...!




