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異世界迷宮松岡修造くん  作者: 勇氣
第五.五章学校編

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165/198

165グループワーク「絵」

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 松岡修造はエドゥッバという学校で会計実技に難航していた。

 「難題だよこれ....分かる訳ないじゃん...」


エリナ公認会計士♀

 「それではまだ問題を熟せていないのは松岡修造君とリガル♀ちゃんだけですね。皆さん松岡修造君とリガル♀ちゃんにグループワークで助けてあげて下さい!」


 リガル♀の前にはクラスメイトが大勢集まってくれた。


サライ♀

 「リガル♀ちゃん解らないの?私が一緒に考えてあげる!」


リガル♀

 「ありがとう!えーと名前は....」


サライ♀

 「サライだよ!」


アヤラ♀

 「アヤラも助けるよ!困った時はお互い様だもんね!」


アイラ♀

 「リガル♀大丈夫?私も手伝うよ!」


リガル♀ 

 「皆さんありがとうです!」


 松岡修造も問題が解らない。

 (やべ~。リガル♀の所ばっかり助け舟を出して貰えるけど俺の所は全然生徒が助けてくれない...)


 そんな時ハヤ♀が松岡修造に近付いた。


 ハヤ♀は無自覚に人を傷付ける。

 「修造はどうしてそんなに莫迦なの?」


松岡修造

 「俺だってもっと早くからこの学校に行っていたらもっと順応出来ていたさ!」


ハヤ♀

 「それって言い訳だよね!」


松岡修造

 「言い訳して悪いかよ!」


ハヤ♀

 「悪くはないよ...唯自分が前に進む事を考えた方が建設的だと思うよ!」


 ハヤ♀の何気無い一言に松岡修造は「ハッ」とした。


松岡修造

 (そうだ...俺は逃げてばかりだった。ハッスーナの時もウバイドの時もそうだった。こいつはそれを見抜いているんじゃないか...ハヤ♀は俺の弱い心に喝を入れたくて敢えて嫌われる様な事を言ったんじゃないのか....)

挿絵(By みてみん)

ハヤ♀

 「私が修造を助けてあげるよ!先ずは問1 の問題だね。今日、神殿に納入された大麦 10 gur(約3000リットル)。うち 3 gur は労働者の配給に使用に関する問題だね!これは在庫管理:倉庫の残高計算を求める問題だ。計算の求めステップ入庫(納入)量を確認するんだよ! 神殿に今日納入された大麦 = 10 gurで出庫(使用)量を確認するの!それから 労働者の配給などに使用された分 = 3 gur(神殿経済では、労働者への月例・日例配給として大麦が定期的に出ていくのが標準的だわ!)残高を計算→ 残高 = 入庫量 − 出庫量→ 10 gur − 3 gur = 7 gur答え倉庫の残高は 7 gur になるんだよ!(約2100リットル相当)これは楔形文字の粘土板に残る典型的な在庫管理の形式で、「今日の納入10 gur、うち3 gurを労働者配給に使用、よって残り7 gurを倉庫に繰越なのよ。(gur ≈ 300 sila ≈ 300リットルが標準的な換算値なので、10 gur ≈ 3000 L、3 gur ≈ 900 L、残り7 gur ≈ 2100 L)」


松岡修造

 「成程分からん!」


 エリナ公認会計士♀は愕然とする。

 「松岡修造君!こんな簡単な問題も解けない様なら退学にしますよ!」


松岡修造

 「それだけは勘弁してください!」


エリナ公認会計士♀

 「退学が嫌ならもっと頭を使う事ね!」


松岡修造

 「ハヤ♀どうか問2も教えて下さい!」


ハヤ♀

 「もう仕方ないな~。」


 ハヤ♀はこう見えてとても面倒見が良い。

 「問2は労働者45,42,51人(60進法表記)とは、45×60² + 42×60 + 51 = 164,571人 だね!1人あたり 7 sila の大麦を配給するので、総量は以下の通り計算するんだよ!総労働者数 = 164,571 人で1人あたり配給 = 7 sila総配給量 = 164,571 × 7 = 1,151,997 sila答え(gur単位でまとめて)大麦の容量単位では、1 gur = 300 sila が標準だよ。総量 = 1,151,997 sila→ 3,839 gur と 297 sila の余りでつまり、総配給量は 3,839 gur 297 sila なんだよ!(余りは 297 sila)私達が神殿や王宮の書記になれば、こんな大きな数を60進法で記録しながら、毎日この手の計算を粘土板に刻むんだよね!」


 松岡修造はハヤ♀の圧倒的な知識量に舌を巻いた。

 (何だよこいつ..莫迦みたいな顔している癖に超頭良いじゃんかよ....)


 果たして松岡修造は問3もクリア出来るのか?

 次回に続く....!

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