131赤ちゃん犬クロ「絵」
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松岡修造兵士長はクロを有能な戦闘犬にする為に必死に特訓をした。先ず「待て」「伏せ」「来い」などの基本命令を忠実に熟せる様に訓練した。
松岡修造兵士長
「クロッ!マテだ!」
しかし、クロは御飯を前に待ても出来ず直ぐに食べてしまう。クロはむしゃむしゃと御飯を頬張る。
クロ♂
「ムシャムシャムシャムシャムシャムシャ!」
松岡修造兵士長
「畜生!何でこいつ言う事聴かないんだ!」
ブリーデル♀が横槍を入れる。
「そんな言い方をしてはいけません!ワンチャンは優しく少しずつベイビーステップで技を覚えさせるのです!」
それから毎日松岡修造兵士長はクロのお世話を熱心にした。そして漸く変化が訪れた。
松岡修造兵士長
「やったー!今迄一秒しか待て出来なかったのに今回は2秒も待て出来たぞ!ワッショイ!」
松岡修造兵士長が強引にクロを担ぎ上げてワッショイする。
クロもまんざらでもなさそうな顔をして顔を綻ばせる。
松岡修造兵士長
(そうだ!これだ!これをしたかったのだ!俺は漸く犬と心を通わせる事が出来た。嬉しい悲鳴だ!)
俺は嬉しくなり飛び跳ねた。
ブリーデル♀が口を開いた。
「お喜びの所申し訳ありませんが、待ては最低でも一分間は出来ないと実戦で使えないです。」
松岡修造兵士長
「うぇ!マジかよ!そんなのってキツ過ぎますよ!」
ブリーデル♀
「決まりなので申し訳ございません。」
松岡修造兵士長
「そんなのってアリかよ!それじゃ俺がここでワッショイしてたのがまるで莫迦みたいじゃないですか!」
ブリーデル♀は「クスッ」と笑った。
「当り前じゃないですか!2秒くらい普通訓練しなくても待てますよ!」
松岡修造兵士長
「何だって!じゃあ何でクロは待てなかったんだ!」
ブリーデル♀
「余程飼い主に反抗的か或いは余程食い意地が張っているのかも知れませんね!」
松岡修造兵士長
「そんなー!」
松岡修造兵士長は落胆した。自分は「ブリーダーとしての資格がないのかも知れない」という考えが頭を過り落胆した。
松岡修造兵士長
「それでも俺はクロと一緒にいたい!そして芸達者な犬にしたいんだッ!」
ブリーデル♀
「気持ちではどうにもならない事ってあるんですよ。」
ブリーデル♀は優しく松岡修造兵士長を宥めた。松岡修造兵士長はクロを抱きしめてこう言う。
「それでも俺はクロが戦場でいつまでも強く生きられる様に芸を学ばせたいんだ!そしてもっと強くなって欲しいんだ!」
ブリーデル♀は呆れた顔で右手を頭に当てた。
ブリーデル♀
「そんなに言うなら実際にもっと芸を教えてあげなさい。この世には幾らやっても無駄な事というのがあるのよ。」
果たして松岡修造兵士長はブリーダーとして覚醒出来るのか?
次回に続く...!
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