登場人物の多い作品
私は人物の名前を覚えるのが苦手です。
特に序盤から次々と出されると、「覚えれるかー!」とキレそうになります。
特に特に、エピソードもべつになく、名前と『こんなキャラです』という説明書きだけをズラリ並べられると、間違いなくそこでブラバします。
だから登場人物の多い作品は嫌いです。
でも、自分で主要人物が10人以上出てくる作品をふたつほど連載中です。
他人に厳しく、自分に甘い?
いいえ、そうではありません(断言)。
登場人物が多い作品って、やり方によってはむしろ、とっても面白いものになると思うからなのです。
たとえば推理小説で犯人候補が二人だけとかだったら……
それもやり方次第では面白いかも?Σ(゜Д゜)
いえ、つまらないですよね。
つまらないと決めつけることにします。
反対に犯人候補が100人ぐらいいたら……
何が何だかわからない! けど、上手い人がやったらそれでもめっちゃ面白そう!Σ(゜Д゜)
いちいちブレそうになってすみませんm(_ _)m
私の勝手な感覚では、犯人候補は短編なら3人ぐらい、長編なら7〜8人ぐらいが適度だと思います。あくまで勝手な個人的感覚ですが。
それに探偵にワトソン君、目暮警部に蘭ちゃん、ライバルにあの人もこの人も加えると、登場人物めっちゃ多くなります。
でもあんまり少なすぎるとなんかクイズ番組の三択問題みたいになっちゃって面白くない……
いや! やり方次第ではそれも面白くなるかも!?Σ(゜Д゜)
……いやややこしくなるから引っ込んでろ、びっくりくん。
つまり推理小説では、登場人物が適度に多いほうが面白い、と言えるのではないでしょうか?
学園ドラマ、ありますよね。
1クラス30〜40人以上ぐらい、生徒がいます。
つまりそれだけの数のキャラクターを考えられる楽しみがあります。
いや覚えられるかーいっ!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
中には担任の先生でさえ『こんな生徒いたっけ?』みたいな生徒もいるでしょうからね。
でも、そんな影の薄さもキャラのうち。
私は某学園バラエティー番組が好きでよく観ていました。
ドラマではなくバラエティーですが、生徒役の子が46人も出ていました。
知ってる子が出演してたから、最初のうちはその子ばっかり観てたんですね。
オーディションで生徒役を集めた、つまりは無名の子ばかりが生徒役をしている番組でした。他は一人残らず知らない子ばかり。
観ているうちに目立つ子を何人か覚えました。
色んなエピソードに伴って一人ひとり、その個性を覚えていきました。
最終的には46人の生徒すべて覚えてしまいました。
みんなの顔と名前とキャラを覚えてしまうと、すべての生徒のキャラが化学反応を生んで、とてつもなく楽しいことになりました。
しかもそこに先生やゲスト出演者も合わせると、60人以上の登場人物がいたことになります。
登場人物が多いと、覚えた時にはもう、『自分のクラス』ぐらいに愛着が湧いてしまって、ずっとこの番組続いてほしい! と思っちゃうものなんですよね。
まぁその番組、2年足らずで終了してしまいましたが……m(_ _;)m
『せっかく覚えたのに……』と、終わった時には特別な残念感を覚えました。
今でも生徒さんの何人かはインスタグラム等でお気に入り登録しています。
私は登場人物が多い作品は苦手です。
なろうでも『登場人物は○人以下にしなさい!』みたいに言われてるような気がします。
でも、やり方次第では、登場人物が多い小説は、とっても面白くなると思っています。
久々に出てきたキャラを、過去の強烈なエピソードで覚えていてもらう必要などあり、難しいとは思いますが、やってみる価値はあると思っています。
めざせ! 主要登場人物50人!(๑•̀ㅂ•́)و✧