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第64話 「「Cheers」」

    *


 夜。一人寂しくその時を待っていた。


「………………」


 客もマスターも、誰もいない酒場でサミーはカウンターに座り、時折緊張したようなため息を吐きながら、じっと待っていた。

 

 密会の場所は『緑のりんご亭』だった。

 サミーが入った時には誰もおらず、カウンターの上に一本のボトルが置いてあるのみ、そのボトルもサミーが知る中では最高級の代物だ。


「招待状ってこう言うことかよ」

 

 あの気取った女らしいやり方だと内心呆れた。

 そうして昨日渡された招待状(ワイングラス)の脚を指でなぞりながら暇を潰していると。


 ━━カラン


 酒場の扉がゆっくりと開かれた。


「…………」

「…………」

 

 そこには銀色の髪を長く伸ばし、水色の魔法衣を身に装い、腰には魔導書を携えた女性。三年経ち綺麗な大人の女性になったシオンの姿があった。


 シオンは席に座ると手に持ったワイングラスをカウンターに置き、サミーは目の前のボトルを開け、二つのグラスに注いだ。

 そうして二人は注がれたグラスを掲げ。


「「乾杯」」


 再開の乾杯を交わした。

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星空を見上げれば〜私達は星々の夢を見る〜 短編の近未来ファンタジー百合小説です。 本作品と併せてお読みいただけると嬉しいです。
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