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あれから半年 出発

「ファシーノ、何か考えはないか?」


俺はファシーノに貴族だった頃の教えを頼りに話しかけてみた


「そうね、まず考えられるのが商会を開く事だけどこれは無理ね。私たちはまだまだ子供、融資が降りないわ。二つ目は商会と関係を結ぶことね、需要と供給を主に。そして三つ目だけど、この方法は強引に魅了することね」


「なるほど‥‥三つ目をもう少し詳しく頼む」


俺は三つ目の魅了が気になり補足を求めた


「三つ目は商会を奪うのよ、強引にね。そして商会主をこちら側の仲間に加える。私的にはこの三つ目がとても貴方らしい方法だと思うのだけれど‥‥」


(なるほどそう行くか。いい考えだ。とても頭が回り秘書にしたいよ‥‥)


「いいだろう。その三つ目を採用だ。他の二人は異論無いか?」


二人に煽るが首を横に振り異論は無いようだ


「では今後の目的は資金集めだ。して、エルフ国は無理としてどこか良いとこは‥‥」


「それだったら獣族国ベスティアが的確だわ。あそこには鉱山が所々にあるから」


ファシーノが言う獣族国ベスティアは鉱山が盛んと‥‥


「それはどのような鉱石が採掘される?」


「ごめんなさい。そこまで詳しくは知らないわ」


ファシーノがこれ以上はわからないと言うがここでヴァルネラが会話に参戦してきた


「我はあの地のことを少し知っておるぞ。まずは鋼。次に鋼より硬く羽よりも軽い、して魔力を通し易く魔法具にもなる便利なミスリル。三つ目に凄まじい切れ味に決して錆びる事は無く異様な刃紋が特徴のダマスカス。この三つが主に採掘出来るな」


おお!さすがは女帝だ、博識で頼り甲斐がある

鉱山が盛んとなれば俺のあのアイディアが実現するかもしれない‥‥


俺は期待に胸を膨らました


「よし!では獣族国ベスティアに決定だな。出発は1ヶ月後だ、残りの日数気合入れて行くぞ!」


俺が今後の経緯を告げると三人は相槌を返した


残りの1ヶ月俺たち三人は修行に明け暮れたのだった


そして毎晩のように女子会が開かれ中々寝付けなかったのは秘密だ‥‥



◊◊◊



資金不足から1ヶ月過ぎ、現在は拠点にて荷物をまとめていた


「そういえば、この森から獣族国ベスティアまでどれほどでつく?」


俺はファシーノに話しかけると彼女は準備を終えたのかこちらに振り返る


「ふう、そうね。ここはエルフ領と人族領の中間だから早く見積もって二日ほどかしら」


(そうかここはエルフ領では端の方か、とすると)


俺はふと考え付いた事を話す


「俺の転移でエルフの国まで飛べば半減して一日でつくな」


俺がそう発言するとヴァルネラが驚いた表情をしていた


「主は転移が使えるのか?!またなんと‥‥罪な男だ‥‥」


ヴァルネラはどこか悲しみを帯びた目で遠くを見つめる


「どうした?」


俺はそんなヴァルネラに声をかけるが『なんでもない』と答えるのであまり詮索はしない方が良いだろう


それにしても転移はヴァルネラでさえも驚く魔法なんだな‥‥


「主はエルフ大国まで飛ぶと言ったな?なら我は一旦あちらに戻るが良いか?」


「ああ、そうしてくれると助かる。すまないな」


ヴァルネラが自分から戻ると言っているが、申し訳ないと俺は感謝を込めた謝罪をする


「良いのだ。また出番が来たら呼んでくれ‥‥では」


ヴァルネラの体が光に包まれ消えてしまう

でも精霊界で俺を監視できるらしいから心配無用か


「よし二人とも近くに来い。飛ぶぞ」


二人は用意してましたと言わんばかりの顔をしていた。 二人が側に寄り添い魔法を発動させる


光に包まれその場から三人の姿が消えた


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