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創生の剣龍〜現代神話ここにあり〜  作者: ルクス・F・ドラゴン
第壱章 英国襲来篇
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修行の日々、恋する乙女の朝part1

私の名前は福辺桃華

今年で高校1年生!そんな私の日常は毎朝6時に起きてラジオを聴きながらお弁当を作っています。朝お弁当を作り終えたらランニングをします。(乙女なんだから体型維持は大切!)ランニング後は軽く筋トレをし、タンパク質を取り身の支度をします。制服に着替えたらまず連絡通端末を起動し、連絡が無いか確認します。いつもは零君が何時に着くのか教えてくれるので私がその時間に会えるように家で時間を潰してから家を出ます。(零君と真っ先に出会えるのが私なんだから私は幸運だなぁ)と日々の幸せを噛み締めるのですが、

「えっ零君今日遅刻!!!」悪いから先行っててくれだって?

「そんなぁ」

なんだか今日はとっても不幸な日な気がします。



俺は今日から朝に訓練があるからいつもより50分早く家を出る駅からは走って来いと言われているので、桃華に今日は遅刻するかもしれないから先行っててくれって連絡をしないといけない。

俺はいつも妹を起こしてから駅に行くが、今日からとても朝が早く、この時間に妹を俺に合わせるのは忍びないので、目覚ましだけ一応準備して来た。(これで起きると楽なんだけどなぁ)

朝の訓練は素振り50回巻藁を3回斬るのが最初の目標だ。

俺は案の定学校にぎりぎりで着いた多分訓練の献立から推測すると、学校の距離から常に全力で走り体力をつけるようにしていると思われる。まぁ素振りの手を抜けば早く終わるだろうが、そんな事は出来ないし、頑張るしかない。

 

時間は経ち、12:10ごろ、桃華は零に声をかける。

「零君今日はなんで学校にギリギリで到着したの?いつもは、早すぎるぐらい早い起きで身支度も早いのになんでかな?」

「先週から特別授業が始まったじゃん。それで俺のところの師匠はもうこっちに連絡をして来て、毎朝訓練、朝練ってやつを課題として言われて、その訓練する道場がちょっと遠くてね、これからもう朝は一緒に来れないかもしええないんだよね。」

(えっ?零君もう私と学校に来れないって事??そんなの絶対いやだよ。 どうしよう どうしよう)

「えっとでも零君妹ちゃんのご飯とか朝の身支度の用意、起こすのもやってたよね?どうするの?」

「それねぇ。丁度困ってねどうしたら良いかわからなくて目覚ましだけかけて来たって感じなんだよね午後も遅くなるし」

(勇気を出せ私!早く言うんだ私にやらせてって!)

「おい零そんなの任せろってそこには桃華が居るんだぜ?朝は強く、家事も出来るし。なぁ桃華?」

(黒君...助け舟を出してくれてありがとう。)

桃華は後ろで親指を立ててこっそりグッドのサインを送る

「でもそんな身の上のこと任せるのは辛いよ、桃華もやだろ?うちの妹は人嫌いで、面倒臭い性格だしさ。」

「全然良いよ!私にやらせてっ妹ちゃんは私に任せて。」

「そんな黒の冗談に付き合わなくても、、、

「全然苦じゃないし流されてもいないよっただ私がやりたいと思っただけだから」

(ふぅいえたぁ 私の大勝利ぃぃぃ喋ってるのに被せちゃったけど思いは伝わったはず)

「でもなぁ毎日は任せられないなぁ負担は大きいし」

「なっなら私もやっても良いですか?竜君の妹さんの世話を私なんかでも良いでしゅっか?」

(なにぃぃぃ海美ちゃん!?漁夫の利を狙ってくるとはしかも最後のなに!?わざと?わざと噛みました?)

「たしかに交代制なら負担は減るがぁなぁ、二人には頭が下がらなくなるなぁ。あははは」

「全然あげちゃってください?」

「おおう、、、でもほんとにありがとう!今日からかな?妹をよろしくおねがいします。」

この会話が終わる頃から予鈴がなり授業が始まる

そして午後2:40分 7時間目が始まる

零達の7時間目に授業は特別授業、零は直ぐに道場へ向かう。

「おお零、ちゃんと朝来たようだな。今日の午後から訓練をしたい所だが、まず君の今の実力が知りたい。という事で僕と一試合しようか。」

「了解。えっと能力無しですか?」

「んーそうだねぇ、重症を負わせる技、術はなしでって感じで行こうか。それと剣は構える前から始めるから、反応速度が足りないときついかもよ?」








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