表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

会話のドッジボール

作者: うんちの化身

「今日は新宿大学でカエルの解剖やったんだけどさ…マジ気持ち悪かったわ」


「今日新宿大学休みだろ?祝日だし…つーか大学でカエルの解剖ってやるの?」


「そういや俺KO大学だったわ」


「だまれよ」


ある休日の昼ごろ、吉田と山田は公園のベンチに腰掛け他愛もない会話をしていた。

ちなみに吉田が通っているのはどこにでもある底辺大学である。


「やっぱりさ…俺KO大学じゃん?だから頭いいわけ。カエルの解剖でもカエルの体を透明にするくらいはするわけよ」


「いや解剖で透明にしてどうするんだよ。無理だろ」


「は?今どきカエルの体透明にするのはできて当たり前だろが!」


「カエルカエルうるせーな!お前の大学はカエルの解剖しかしてねーのか!」


「カエル専門の学科だから仕方ないんだよ」


「あほくさ」


一見ケンカをしているように見えるが、吉田も山田も楽しそうな表情を見せている。


「俺さ、お前と話してて退屈しねーわ」


「僕もお前と話してて楽しいと思うわ」


「うわぁ…いつもツンツンの山田が素直でキモ…」


「うるせぇ!」



2人の会話のドッジボールはまだまだ続く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ