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旅立ちの時  作者: 美藤蓮花
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すれ違い

家に帰った鎌太郎は父上が生きてることを告げられる。

鏡山親方は、悩んでいた。鎌ちゃんにお殿様が生きている事を言うべきか、言わずにいるべきか。


弟子たちはお殿様のご子息が鎌ちゃんだということはまだ知らない。


死んだと思った人が生きている。その理由はまだ聞いていなかった。


ただいま帰りましたと、鎌ちゃんが帰ってきた。


女将さんは普通に、鎌ちゃんの父さん生きてたよ。今日、ここにきたの。


え?


鎌ちゃんの頭にハテナが3つほど浮かぶ。女将さんは夢でも見ているのだろうか。墓まであるのに父が生きているはずない。


黙って不思議そうな顔をしている鎌ちゃんに鏡山親方が来て言った。


背中を斬られたそうだ。


背中を斬られ、父上は亡くなったのか。。そうか。父上は後ろから襲われて。なんと卑怯な連中か!


そうですか。父上は背中を斬られたんですか。そうだったんですね。


そうなんだ。


寺で誰かに会わなかったか?鎌太郎、あ、いや、御幸山?


人には誰にも会わなかったが、灰色の毛に黒のたてがみが綺麗な馬に会った。


人には合いませんでしたが、綺麗な馬は見ましたよ。今日は客人があったようで和尚にも会えずじまいです。


そうか。


鏡山親方はもうそこから鎌太郎に何も言うまいと決めた。


百聞は一見にしかず。


いずれ時がきたら会えるだろう。と鏡山親方は思うのだった。









父との再会はあるのだろうか。

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