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旅にいくお殿様と
平和な日本にいるとな
晴れたり曇ったり、雨が時折ふりだしたり、忙しそうね。
旅支度に身を包んだお雪は父と役人と伊助と女中を何人か連れて、旅に出かけることになった。その中にはラクも居る。
ラクを置いていくのは寂しいと、連れていきたいというお雪の願いを受けて、役人が夕霧の旅籠に出向き、ラクダを連れて行ってもいいかときいた。
そうしたら、夕霧の旅籠にもラクダが居るから連れてきていいよ。というので連れて行けることになったのだった。
ラクダがいるとな?
お殿様は首を傾げて考える。ラクダはラク一頭しか居なかったのじゃが、、、本当にラクダかのぅ?怪しいのぅ。
ではお殿様、出発いたしますか。
では出発じゃ。お殿様とお雪は籠に乗せてもらい、役人は伊助のすすめでラクに乗っていくことになった。
出発してすぐに役人が言った。
ラクダには初めて乗らせてもらったが、、、ラクだのう。
ラクはフンともスンとも言わず、無表情のままだった。
ラクはたどり着くことができるのか。




