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失恋の癒し

作者: 高城カイン

前に投稿した失恋の続編です。

あの日から1カ月ぐらいたった今、桜が 舞い散る中

僕は第一希望の高校に受かり無事に入学することが出来た。

中学の時の仲間は誰一人いない新しい生活が始まった。

他校から来た仲間はそれぞれ面白い個性の持ち主ばかりでとても楽しい送れそうだ。

高校に入れば、何色でも良いこの灰色の世界に色がつくと思ったけど、何色も付くことがない。

それどころか、同じクラスの女子を見るごとに、

灰色の世界に灰色の雨が降るようになった。

雨は、止むどころか日ごとに強くなってくる。

多分頭では振り切れても、心の中でまだ残っているのかもしれない。

二度と世界に色が戻らないと自分でさえ思えてきた。

そのなことを、悩んでいるうちに山の中で一本輝くように咲く桜の木の下に来ていた。

桜の季節をもうとっくの前に終わった筈なのに、

枯れる気配さえ感じられない不思議な木。

僕は悲しむ事さえ忘れて、ただその桜に目を奪われていた。

見ていると、心がだんだん落ち着いてくる。

誰かが言っていたか忘れたが、

桜には、心に癒しを与えてくれる、この意味がわかった気がする。

そんなことを考えている内に

僕は、桜の下で寝ていた。

多分この時の僕の寝顔は、誰が見ても安らかだと思えるぐらい心が穏やかだ。

今度は、探そう自分の癒しの花を・・・・・

どうですか?

今の経験を注ぎ込んだ話です。

これからも頑張って行きます。

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