心得その2「転生種族はエルフにすべし」
心得その2「転生種族はエルフにすべし」
何故、神様への頼みごとが「エルフ」なのか。僕はこれに対しては自信を持って言える。これが正しいと。そもチート能力=モテる。というのはおかしいのである。もしも貴方が、ハーレム異世界が夢でないのなら、今すぐにでもエルフの選択はやめてくれ。すぐにこの本を閉じ、全知全能を手に入れるんだ。しかし僕の夢は「最高のハーレム」を作ることにある。それには絶対にエルフという種族を手に入れなければならなかった。
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基本ステータスは重要だ。これはどの異世界においても大事であることは皆も承知の事実であると思う。もしも、次の転生先の世界が魔法が使える世界やモンスターがいる世界、もしも、僕が生きていたころにあった魔法もモンスターもない世界でも、基本ステータスは重要だ。これも身を持って言える。世界は基本ステータスで成り立っている。基本ステータスだけで言えば、人間族は即消しだろう。これはチート能力を持っていない人間族という設定で話を進めるが、僕の生きている世界でも、人間というのは強くない。自然災害や病気にはあらがえないし、あの世界で一番魔法に近いであろう武器の銃で撃たれれば、即死である。人間族は脆さゆえの繁栄と成長力に長けてはいるが、基本ステータスだけで言えば最弱であろう。やはり、異世界での基本ステータス上位を目指すなら、異種族という事になる。その中でもトップを張るるのが以下の三つと思われる。
・巨人族
・吸血鬼
・龍人族
恐らくこの三つが浮かばれるのではないだろうか。巨人族は物理最強であり、龍人族は人の姿と龍の姿を使い分け魔法をつかえる。吸血鬼は魔法に長けた能力とその生存能力の高さ。特定の能力で競わせれば、この三種族に勝つ種族もたくさん出てくるが、総合的にみればやはり叶うものはいないと思う。 ではなぜこの三種族を選ばないのか。
一つ目の巨人族は、その攻撃力の高さにおいてはとても魅力的である。その攻撃力があれば、どんな敵がこようともなぎ倒せるに違いないし、その腕っぷしにはどんな女性でも魅力的なはずである。
しかし大きすぎる。やはりその威圧とも取れてしまう体格の良さにはデメリットもあるのだ。それに、転生者であるのだから、チート能力はないにしろ基本しステータスが多少なりとも高くなるはず。巨人族で基本ステータスが高いとなると、僕はいったい何メートルの身長になるのだろう。きっと僕は雲より高い慎重になって、モンスターと間違われ、悲しき巨人のモンスターとして扱われる。つまり、巨人族は却下だ。
二つ目は吸血鬼だ。これに巨人のような威圧的な身長のデメリットは感じられないだろうし、基本ステータスも高いだろう。きっと生存能力でいえばトップだ。しかし、吸血鬼には体質的な問題が生まれてくるだろう。よくイメージされるのが、太陽光が苦手、にんにくが苦手などなどがある。実はこれに関しては取り付けたような設定なので、実際には違います。みたいな、それも人間がとってつけたような内容なのだけれど、もしかしたらどちらも苦手としない吸血鬼の場合もあるかもしれない。しかしここではギャンブル過ぎるだろう。やはり太陽光を浴びながら気持ちよく過ごしたい気分もあるし、食事だっていちいち毒見とか、好きなものを食べられないとか出たら最悪だ。ならばこれも却下であろう!
三つ目に龍人族である。正直これにはエルフと同等の魅力がある。迷ったほどだ。龍人族は龍の姿だけでなく、人間の容姿にもなれるし、基本ステータスも当然高い。ここからは個人的な、好みの問題になるかもしれない。なのでここからは、何故エルフ族がいいのかという事も交えて話していこう。
エルフ族は魅力的である。あらゆる基本スペックが高いのである。龍人族とここではチートもち人間族を比較対象に話していこうと思う。
【能力】でいえば、三者等しい力を持っている。もしくはチートもち人間族が頭をひとつ抜けているだろう。もしも僕が世界の恐怖の元凶を倒す。なんて言い出せば、当然、チート持ち人間族を選ぶだろう。しかし、そこまでは必要ない。それでいて、エルフも極めれば四大精霊なんかも使えるだろうし、ほぼチート持ちとなることが出来るだろう。龍人族はすこし納金的な所があるから、正確に言えばエルフに次いで3番手というところかもしれない。
次に【寿命】である。もしも最高のハーレムを作るとしたら、大事になってくるのは時間である。やはり、時間を多ければ多い程良いものが作れるにきまってる。この中で群を抜いているのはエルフで次いで龍人族、そして圧倒的に人間族が低い。ハーレムを長く続けていくという意味でもエルフが最適だ。
最後に、これこそが最大の要素だと思うが、【容姿】だ。結局そうなのだ。容姿だ。こんなことは言いたくなかったが、結局モテるにはこれなんだ。異世界であれば容姿なんて関係ない、能力至上主義だって心の底から言えるだろうか。僕だってそんな世界の物語を多く読んできたけれど、そんなものはまやかしだ。例えばドワーフやゴブリンの物語を書く際に、それは両者ともに美化して描くだろう。例えば主人公のヒロインをドワーフとゴブリンとした場合、それも当然美化して描く。しかし、現実を見てほしい。ドワーフとゴブリンが脇役の時の描写を、ヒロインの親族や友人はどうだろう。決して美化されていないだろう。それこそが現実だと思う。最高のハーレムを作るから、異種族だけじゃない、人間族だってハーレムに入れる気だ。人間族が醜いゴブリンやドワーフを、力が強いからと言って結婚するだろうか。きっと褒章を与えるだけだ。当然だ、人間族は人間族のなかでも美醜の善悪がひどいからだ。もしも好きになった人間族がそこに重きを置いてなかろうと、好きになった人間族が重きを置いていれば何の意味もない。龍人族が人の姿になったら凄いおっさん顔だったら、チート能力を持っているのに不細工だったら。僕の最高ハーレム計画からは酷く遠のいてしまう。さすがにギャンブル過ぎるだろう。
エルフの容姿は基本スペックが高い。もしも最低スペックで生まれようと、それは人間の上の上だ。それに、見た目で恐れられることも少ないだろう。もしもエルフが怖がられる世界だとしても、耳を隠せば返送もできるし、巨人族よりは打ち解けられるだろう。人化しても角と尻尾を隠せない龍人族よりはよっぽどいい。森の番人として侵入者に対しても掟が厳しそうだが、エルフであれば一発でクリアだ。
このように、何事においても基本ステータスが高く、そして容姿端麗が確約されているエルフ。
僕の異世界生活は、このような考えから始まった。
「奥様、かわいい男の子が生まれましたよ」
「よかったわ、無事に生まれて。父にも知らせなくては」
「名前はどうするんです?」
「タロ、このエルフの地に根を張る、大精霊の木、タロの木からとってるの」
勢いで書いてるので誤字があれば後々修正します。




