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「小動物嫌いのユカリ」

 この日私はシスターズ首席第一位のフォイ・ゲッシュの妹スェウ・ゲッシュちゃんと近くにいた異世界から来た今は訳ありで職探ししてる島津実憂しまずみゆちゃんと動物公園に来た。


 鳥類や哺乳類、齧歯類なんか様々で別の星だと犬や猫なんかもいるらしいけど私達敵に的に言うならどっちも食料さ、実際食べたいかは・・・それしかないなら・・・ね?


「か、可愛いです!!」


「こっちの鳥さんカッコいい〜!ユカリちゃんも・・・ってあれ?」


 私は引き目で見てるとミユちゃんが腕を引っ張ってくる。


「わ、私・・・小動物嫌いなんだ・・・ごめん」


 小さい頃に噛まれたり無視されたり何もしてないのに吠えられ蹴られて感染し病気になった以来食用としか見なすことにした。


「うさぎさんは?」


「や、やめて〜!!ムリムリ!そんな奴退けてよ!?」


 人類は何でこんなモノ好きなのか解らない。怖い人のように睨む眼に筋肉のある脚力、噛む力だって強い。


 なにが人類の癒しだ!菌だって身体中にあるに違いない!


 私は膨れっ面のスェウちゃんにしっしと戻して来いと言って鳥を持って来た。


「ニワトリは?」


 私は三歩下がりファイティングポーズする。


「掛かってこい・・・食肉にしてやる!!」


 他の人達から白い目で見られミユちゃんに技を決められて屈伏しました。


「なら皆の癒しは?」


 そう言ってひょいとミユちゃんは猫を渡そうとしたが私は魔法を使おうとしたらスェウちゃんに腕を拘束されてしまった。


「離して!こんな人様の物を勝手に喰らう害獣なんか殺した方がマシだぁぁ!!」


 可愛い?私にしたら憎き悪魔の使い!もふもふの手には研ぎ澄まされた刃があり俊敏で隠密の達人であり泥棒する迷惑な害獣だ!


「こんなに可愛いのにユカリちゃん変ですよね?」


「うんうん、あっ、珍しい!ペンギンがプールで遊んでる!」


 私はその場からすぐにペンギンの元まで辿り着くと可愛いの権現であるペンギン親子が遊んでいた。


「可愛いなぁ〜♪」


「さっきの反応と違いすぎて風邪引きそう・・・」


「えい」


 するとすかさずスェウちゃんが私の肩に猫を乗せると何故か猫パンチが後頭部を直撃した。


「・・・殺ってやるよこの害獣がぁぁぁ!!!ペンギンしか許さん〜!!」


「「ちょっと〜!?」」


 私は大暴れしてしまったせいでこの日の私は取り押さえられて追い出されてしまった。


 後日スイカズラ冒険者女全員に怒られても私は小動物は害獣だ!と言い張り土下座で謝って許してもらえました。 



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