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※※ ― ハゴロモダケ ―
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こどもは息をはずませて、山をはしる。
たしか、あの木の林にいけば、ハゴロモダケがあるはずだった。
自分の母親が好きなあのキノコを持って帰れば、きっと喜ぶだろう。
見つけたそれを、きれいな笠がこわれないようにそっととる。
袋にいれ、走って帰った。
食事をする母親を遠くからながめる。
食したその茸を認め、女は喜びの声をあげ、また口をつけ、ほめたたえた。
こどもは思わずとびだして、自分が走ってとってきたのだと口にしてしまった。
とたん、
女が皿を床に投げつけ、鬼のような顔をこどもにむけさけんだ。
バケモノ!!消えて去れ!!
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