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ChocolateDragon  作者: 珈琲屋
4/16

メールでの会話は、絵文字を使えないのでかなり簡素になってしまいました(笑)

「まだ彼に届かないのかね?」


とある高級ホテルのスウィートルームで、安楽椅子に身を沈めた“サタン”を名乗る男が、不機嫌そうに言った。


「もう届いても良い頃なのですが…」


部下の男が申し訳なそうに頭を垂れる。


「無くした…などでは困るのだよ。一体何の為にアレを作り上げて今回のゲームを企画したのか…彼にアレが届かない事には何も始まらないじゃないか」


「はい…」


「他の連中には先に始めてもらってもかまわんか…。まぁ、ハンデも良いかもしれんな。彼と同じ条件だと他の連中が可哀相過ぎるか」


そう言って“サタン”はくつくつと笑っていた。

「それにしても、昨日の鬼退治は見事だ。

まるでこの国のSAMURAIのようだったじゃないか!!」

◇◇◇◇◇◇◇◇


7月23日AM23:30


朝輝は特に何事もなくその日を終え、ベッドに潜り込んでいた。


― しかし


眠れぬ少女が1人…

『本当に明日朝輝君の家に行ってもいいのかな?』


『大丈夫、大丈夫!!この美香様が保証するよっ!!』


メールの相手は喜屋美香であった。


明日とうとう踏み込むのである、朝輝(思い人)の家に。


『あぁ…どうしよう…何着てこう…』


そして、既にテンパってるのは九条沙也加という少女である。


ベッドの上で白くて細い脚をバタバタさせたり、膝を抱えて丸まったり伸びたりしながら落ち着きなくメールを打っている。


『そんなに緊張する必要ないって〜(笑)』


『でも…朝輝君の家だよ!?』


『はいはいわかってるよ(笑)とにかく、明日の10時頃に迎えに行くから、とりあえず寝な。クマ作ってちゃ魅力半減だぞ☆』


『あぅ…わかったよ…おやすみ(-.-)zzZ』


緊張と興奮でしばらく眠れなかった沙也加であったが、いつの間にか眠りに落ちていた。


明日から、今までとは180度違うセカイに巻き込まれることも知らずに…




ご意見、ご感想お待ちしておりますm(_ _)m

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