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いつか、キミには

作者: Soraきた

キミに出会うまえのことを思い出していた

切なくなった

キミに出会ってからのこと、思い出してみた

とても切なくなった

だけど、涙は出ない

どうして?

キミのほうが

もっと、つらいと思ったから


少しでも元気でいようと

どこかに出かけてみようかな


時速40キロからの風景は

幾分、気分をまぎらせてくれる


「いつか、行ってみたいね」

そんなことをよく話してた


そのいつかは

僕の中では

案外、早い未来のことだったけど


伝えたいことがひとつだけのときに限って

キミにうまく伝えられない


かしこまって

キミの前にいる自分がいる


いまは

そんな、もどかしい感じがしてる








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