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15話 爆発とスキル

対戦の後に、セシルはふとアルガについて調べてみた。仲間だからこそ、より相手のことを知らなければならない。すると、ランキングトップ100には入る上位のプレイヤーだと言うことがわかった。高価なアイテムや長距離の狙撃でうすうす強いと感じてはいたが、まさかこんなに上だったとは。サチも、一応ランキングに載るくらいには強かった。


……そのため、なんかセシルは緊張している。


「よおカナとセシなんとか!」


「今日からよろしくね」


二人と二人が広場で会う。一人が緊張していて一人が真逆の表情で、もう二人はそれをみて困惑している。


「さ、さあ。今日は何するんですか?」


「そうね、戦いに行くのもいいけど……。そういえば、装備は買ったけどスキルとかステータス補正は手に入れた?」


「スキルって、あー。セシルが正確射撃ってスキルを持ってたよね。スキル屋で買えるとかなんとか」


そう言ったカナに見られると、セシルは頷いた。ただ、セシルが行った時はずいぶん前でアップデートも何回か挟んでいるので、今どうなっているかはよく知らない。


「じゃあ今日はスキル屋に行きませんか?」


「ああ、そうだな。スキルは結構便利だしな」


4人でスキル屋に向かう。アルガによれば、アップデートで追加された有能なスキルがかなりあると言う。

そして、目の前にオンボロの小屋、たとえば森の中の魔女の家のような建物がある。これがスキル屋だ。この入りたくない見た目は変わらないなとセシルは思う。


「こんばんはー」


「いらっしゃい。何をお求めかね」


いかにもな魔女の格好のおばあさんが中に座っていた。銃の世界ではあるが景観はファンタジーチックなので、あまり違和感はない。


「爆発お願いします!」


「ん?……ああ、投擲系統のスキルかな?じゃあこの辺りがいいと思うよ」


カナの前にウィンドウが開かれる。そこには、いろいろなスキルが書かれている。






○投擲系スキル



⚫︎「投擲」ー 所持済


⚫︎「爆弾魔」ー所持済


⚫︎「スモーク」ー13000

・ グレネードの爆発時に発生した煙幕、スモークグレネードの持続時間を伸ばす


⚫︎「一撃」ー25000

・ グレネードの威力を+10%

・ リロードの強制待機時間を+30%






「んー、半分持ってるし、弱いし買えないし」


「ならこの手のスキルは無理か。なら、このスキルどうだ?俺も使ったことあるし結構便利だぞ」






⚫︎「脳筋」ー10000

・重量が重い(LMG、SR、グレネードランチャー等)武器を使用する際の必要筋力を−10%し、必要筋力が足りない場合のデメリットを軽減する。

・銃弾の威力を+10%

・リロード強制待機時間をー10%

・素早さ、精度をそれぞれ−20%






素早さと精度が−20%されるので明らかに使いづらいが、まるでカナとグレネードランチャーのためにあるようなものだなとセシルは思う。アルガにも、筋力が足りなかった頃には役に立ったのだろう


「すごい!強そう、これにします!」


カナは迷わず購入し他のスキルも見ていく。しばらく、4人でスキルを選んでいるのであった。



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