ナルディアとアラヤのアレな駄弁り雑談
「おいクソナルディア、俺にもっと運命力を配分しろ」
「いやだよ、てか、既に結構、君には配分しているだろう?」
目の前に突然現れる。
耽美的なようで燐としているようで、男なのか女なのかも微妙な、良く分からないけど綺麗な感じの存在。
「あーあ、飽きたー、世界がクソゲー過ぎる件についてぇ~!」
「うるさいよ、みんな我慢してるんだ。
てか、割と結構神ゲーだろう?」
「神ゲーだろうと意味ねえよ、正味な、難易度的にバランスが悪すぎりゃーな。
今の世界全体って破綻破滅崩壊的な感じだろ?
だから、ゲームをプレイしようと思えば、常に極限の鬼畜ゲーかヌルゲーのどちかになんだよ」
「そうだからこそ、だよ。
バランスが無限に悪くないと、無限に娯楽性、面白くは出来ないんだよ? 分かるでっしょ?
無限の神ゲーであるなら、無限にゲームバランスが悪くても、無限になんとかなるものなんだよ」
「知るかよ、そんなケチな理論超越して、既存の世界を抜本的に変革しろや。
てめぇーは世界のリソースを七分の一も所持してる、ゲームマスター的な存在だろが、責任を果たせよ」
「うるさいうるさい、私は常にどんな時でも全力を尽くしてるんだよ」
「そうかい、そうだろうよ。
話は変わるが、第一世代観測端末機が無駄に増えてるから、やるよ」
「ありがとね。
それで? 等価交換で、君は第零から第五世代観測端末機の、どれが不足してるの?」
「全部だ。
第零は雑魚だが、雑魚だからこそ腐るほど量がいる。
第一はモブだが、モブゆえに絶対量が一定でいる。
第二は有能だから、幾らいても損はねえ。
第三は、上位世界を再現するパーセンテージを最大限にし、一定に保つ為に今一番必要だ。
第四は、どんな世界も任せられる神だから、幾らでも回せ。
第五はラスボス的存在だ、ゆえに俺にすら成り代わらせられる、俺の下につけるメリット・意味がある時なら面倒みてやるよ」
「うん、第三世代を等価数で、ね」
「ああ、だな」
「それが、本題?」
「ちげぇーよ、偶にはお前の顔に愚痴を投げつけてやるのが本題だ」
「酷いね、世界がこんななのは、全部が全部、わたしの所為じゃないでしょ?」
「いやお前の所為だ、少なくとも、14%くらいはな」
「だったら、君だって微小%責任があるでしょ?」
「あーだな、みんなの責任だぜこりゃ、どうにもこうにも。
こういう時に、神って存在が実際に存在してりゃいいのになって思うな」
「神って、私たちでしょ?」
「ああお前、達だな。
絶対的無の状態に、無限大の状態ってのを発生させて、世界を創造したんだからな。
好奇心100%で聞くが、なぜ世界を創造したんだ?」
「絶対的無の状態に、飽きたからだよ」
「ふーん、絶対的無の状態に、どれくらい居たんだ?」
「無限大だよ」
「はぁ、答えになってるようで、なってねえな」
「なってるよ、理解できないだろうけど、感じることはできるでしょ?」
「感じることが、不可能なんだがな」
「無限大の存在で、そういう存在の感覚器官なら、感じれることだよ」
「そういう存在は、お前みたいな、インチキ臭い胡散臭い絶対存在だけだろが」
「そう、誰も私を理解してくれないんだ」
「お前のほかに、六人いるだろ」
「世界の方向性は、全部平行線だよ、絶対に交わらないの」
「友達いなくて、かわいそうだなお前」
「うん、だから、世界の方向性を、持てる全てで定めて進めて、るんだよ。
私と同等の存在で、私の絶対信仰を絶対理解してくれる存在」
「そりゃ、もう一人のお前なんじゃね?」
「そうかもね、でも、絶対に他人と認識できる、そうじゃないと駄目。
一人ぼっち、ゆえに、孤独が行き過ぎたから世界を創造して、無限大の中にソレを見出そうとした、今もその試みの中だよ」
「たぶん、叶わなそうな話だな」
「それでも、いいと思えるけどね。
私は所詮は人間と根本は同じ。
無限大未完成無限大完成形知的情報生命体、の、究極に位置する情報生命体なだけだし」
「叶わないと分かりきってる夢の為に、世界を利用し踏み台にするのも厭わないってか」
「そうだよ、まあ、それが私の根底の根底の底だしね。
絶対の混沌とは、世界全体を総合的に絶対憎悪する存在を言うのだよ。
全てを混ぜ込んで、その果てに、多分”何か”、何かがあるって信じてる奴を言うんだよ」
「違うだろ?
神を生み出した、運命みたいなモノか?
運命に対して、そういう風に向き合い、方向性で生きれば、最も世界に排除させると信じてる、だろ?」
「だね、私すら認識できない、世界の外にいる何かに殺されるなら、本望だ」
「自殺志願者か、ってのはちょっと違うか。
お前は、快楽主義者で、享楽と悦楽の極地に常にいるからな。
自分を殺すなんて、発想すらねえだろ。
自分を自分で殺すなんて、自分が自分以外に殺されるなんて、考えた事もないだろ?」
「だね。
でも、考えたこともない、発想すらしたこともない。
そういう事は、私の場合、どうしても無限に求めてしまうジレンマだよ」
「いつ会っても、お前が破滅して自滅してねーのが、まったく不思議だぜ」
「破滅願望と自滅因子、どちらも私は無限大に所持してる。
でも、私自身が無限大の生命体だから、まあ、それ全て意味ないんだ、けれども、
何もかも、私の前では無価値になるんだ。
私にとって価値あるものは、ただ絶対唯一に私だけ。
そしてつまり、私が私の外部に、世界に価値を無限に与えるのだよ。
無限の価値である私、私の為になる、生きる存在、それが君であり、世界なのだ」
「なのだ、じゃねぇえ、馬鹿が、ぶっとばすぞ」
「はぁ、いろいろ頑張ってねぇ」
「おお、それじゃな、また暫くして、ストレスが堪ったら来るぜ」




