退院の日。
少々、精神が分裂しそうですので おかしな所はご容赦ください。
この物語は概ねノンフィクションであり、登場する人物は私一人です。
にも関わらず、時々妙な合いの手が入る。誰だ?
(今日はここで、主題歌お願いします)
手が空く
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PC前座る
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電源ON
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日間チェック
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ワード開く
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途方に暮れる
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日間チェック
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エッセイ読む
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感心したり、しなかったり
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日間チェック
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ワード……
以下同文。
手抜き? ではない。
その後の三日間は悲しいかな概ねこのようなパターンで繰り返された。
当然、日がな一日これをやっていた訳ではない。遊んで暮らせる程優雅な身の上でもないので、幸い飽くまでも手が空いた時の話だ。
幸いと言ったのは他でもない、こんな事一日中やっていたら気が触れる。
小説は進まず、ランキングも動かない。
日間ランキングは日に3回程度更新……っていったい!
いったい! いったい!
いつなんだぁ~!!
失礼。しかし、そろそろ下降してもおかしくないのでは?
獲得ポイントの動きからすると運命の時は近い。
因みに、その〝動き〟をこれまた頻繁にチェックしたが為に見たくない物にも遭遇。
2p一組で減少する例のアレ。
当然嬉しくはないがブックマークは元々付けて下さった方の物。外すには外す理由もあろうから致し方ない。(強がり? でしょうね)
それにしても、ポイントに固執しすぎないようにしようと決めて書いた作品のポイントを日々注視する姿は、かなり嘆かわしい。
これじゃあ何時まで経ってもポイント教信者。
信仰は捨てるはずだったのに、この体たらく。
というかポイント狂みたいじゃないか……未だかつてこれ程ポイントを見た事が有ったろうか、何だか自己嫌悪に陥りそうだ。
(頑張れ~! ゴールは近いぞ~!)
七日目の朝が来た。
そしていつものようにお見舞に行った私に、彼女は言った。
「退院の準備をするようにって! わたし、お家に帰れるみたい」
タイトルを見ればネタバレだが、この朝彼女の名前は二番手だった。
おかしなものだ。待っていた訳でも望んでいた訳でもないのに、私は何故かほっとした。
彼女はタイトルを剥奪されても、特にがっかりした様子もなく何も変わっていなかったのだ。
ランキングから外れることは葬られる事だと思っていた私はすっかり気が抜けた。
彼女はちょっとした旅行に行っていただけだったのだ。
その日、それ以降のランキングは殆ど見ていない。
何故なら私は文字通り、憑き物が落ちたようにメイン作の続きを書き始めたのだ。
そして丸一日掛けて投稿分を書き上げた。
書きあがった時、日付けは八日目に変わっていたが何だか早く投稿したかった。
自信があるとは言えないが、久しぶりに楽しんで書けたのだ。
いつもだったら人目に付きそうな時間を考える所だが、今日はどうでも良い気分だった。
そして投稿!
!!!
いくらなんでもこれは酷いタイミング。
12時57分。いわゆる予約投稿問題だ。
後5分待てばいいのに、これは笑える。
またやってしまった。私は結構これをやるのだ。
しかし、今日は「まぁ、いいか」とさえ思える。
誰かに読んでもらえる。評価してもらえる。それはとても嬉しくて凄く価値ある事だ。
だが、やっぱり楽しく書ける事が一番だとつくづく実感した。
ボヤキエッセイとそれからの七日間。この二つがあって心底そう思えるようになった。
それを教えてくれた皆さんに感謝したい。
そう思ってこれを書いた。
どうもありがとうございました。
九日目。また彼女が旅に出たが、もう心配はしない。
どうせ直ぐに元気に帰ってくるだろう。
ランキングはもう、一日50回位しか見ないようにしよう……って! 嘘嘘! 元々そんなに見てないから!
次回、後書きみたいな物を書かせて頂きたいと思います。