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発見!日間以外ランキング。

 本日は、始めに一つだけ断っておきたい事がある。

 まさかとは思うが、これを〝自慢話〟だと思う方がおられると困る。

 何故なら他人の自慢話ほどつまらないものは無い。

 

 私は己の恥部を晒して皆様に笑って頂く事を選んだ「お笑いストリッパー」なのだ。



 推測ではあるが、誰しも一度くらいは「真性頂点」、ジャンル分け無用、総合トップランカーの日間獲得ポイントやアクセス数を覗いた事があるのではないだろうか。


 そんな破廉恥な事はしない?


 いやいや、誰でも簡単に覗き見……いや、閲覧できるのだから問題ないだろう……多分。

 ご存知の事とは思うがそれによると、もう数えるのが面倒なほどのアクセスと一日当たり四桁のポイントなんかが付いている。下世話な例えで申し訳ないが、これがもしも日当ならば当然支払いは紙幣だ。

 そして、私はと言えば小銭である。

 この小銭にドキドキし、小鳥のように震える奴っていったいどんだけチキンなんだ。

 頂点にいる方の中で私のような小鳥さんはいないのだろうか。もしも存在するならその方が心配だ。

 きっと大金を手にして誰にも打ち明けられずに悶々とし、狂いそうだ。いや、私ならそうだ。


 でも、今の私にとってはこの小銭が大金だ。

 お陰でメイン作品のブックマークが二桁になった。

 たったそれだけ? と言わないで欲しい。

 五倍だ! 3×5=15! 大事件なのだ。


 こんな事、想定していなかった。

 だから思ったのだ、報告をしよう! と。

 こんな馬鹿げた話、喜劇でしかない。


 皆さんの御ひねり(評価)のお陰で今日もおまんまが食えるのだから……。


 

 何だか、プロローグかエピローグみたいな妙な展開になってしまった。 

 本題とは逸れてしまった感は否めないが、ひとしきり言い訳も済んだので昨日の続きを始めたい。


 (ここで主題歌が入ると嬉しい)



 ジャンル別日間ランキング一位になって三日目、私はとんでもない事に気付いた。

 週間ランキングの存在だ。

 今まで気が付かなかったなんて言っても信じて貰えないかもしれないが、事実である。

 理由はやっぱり……


 縁が無いから。


 週間という事は当然日間よりもシビアで、より一層価値がある。よって、縁遠い事この上ない。

 そんな訳で週間ランキングの一位になるまで、私は全く週間ここを見ていなかったのだ。

 

 というか、ジャンル別日間以外は何一つ見てはいなかった。

 これは後で気付いた事なのだが、どこかの時点で総合の百位以内には入っていた可能性があった……。


 なんてこった!!


 大好物の記念写真を取り損なったのだ。

 まぁ、あくまでも可能性の問題。

 

 そして、この時そんな事には全く気付いていない私のする事と言えば、当然お決まりの記念撮影。

 こんな事こそ二度とない!いやマジで。とばかりにプリントアウト。

(気付けッ! 間抜けっ!)

 

 でもこの記念写真、なんとなく自分じゃない。前から違和感はあったけど……。

 

 要は作者名が本名ではないので、しっくり来ないのだ。

 折角の記念写真にきちんと収まっていない気分だ。

(いや、勿論私の本名は「たまま」なんてアニメキャラみたいな名前ではない。当然だ。そんな名前だったら容赦ない〝いじられまくり〟に晒され、暗黒の幼少期を過ごしそうだ)


「名前、変えちゃえよぉ」とか「一瞬ユーザー名にして反映されたら写真撮って元に戻せば?」とかいう、いわゆる悪魔の囁きも皆無と言ったら嘘になるが、この作者名はこの作品の一部と心得ていたので惑わされる事はなかった。

 まぁどうせ一発屋だろうからそれも運命。

 

 運命? 


 もしかして私のユーザネーム、運が悪いとかじゃ無いか? 名前戻した途端にぱっとしないぞ?(*・投稿当初の筆名はユーザネームでした)


 (違います。実力です。おかしな方向に逃避しないように。また話が逸れてますよ、茶々を入れないでください)


 

 だが、それが終わると結局また日間を覗く。どうしても見てしまう。


 書こう書こうと思う程メイン小説は書けない。

 嬉しい感想を頂く度に、とてつもない名作を産み出さねばならないような錯覚に陥る。


 別に誰もそんな事を期待してないのは判っているのに……


 そして、今日もまた誰かのエッセイを読み、たまに彼女の様子を見る。

 私はどうやら、こう言った深みにはまるのが得意技らしい。

 このはまり様が数値化されて攻撃力にでも反映されれば『俺TUEEE』も可能かもしれない。

 尤も、使い道は無いが。


 そもそも、あれが評価されたのは「学校で先生の物まねをしたらウケた」みたいな事。

 やさぐれた負のエネルギーのなせる業。

 二度と書けない。次回作は期待薄なのだ。


 だからこそランキングから消える瞬間に立ち会わねば。

 知らないうちに消えゆくのは哀れだ。


 と、ここまで書いていたらふと我に返った。


 この人、大丈夫ですか?

 かなりキテますよ? 


お陰様で拙作「蒼のセイクリッドヴァイス」に、いらして下さるお客様が増え、中にはブックマークを付けて下さる方もいらっしゃいまして本当に有難い事だと思っております。このエッセイを書いた時とは変動もあるかと思いますが、今後はその数に囚われる事なく、読んで下さる方々に少しでもお応え出来るように頑張りたいと思っております。2015.3.9.作者拝


本作の筆名は当初ユーザネームでしたが、思う所ございまして“ポイント教信者。”に統一させて頂きました。2015.7.4 作者拝

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