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番外編置き場  作者: かなん
となりのクラスの山田くん
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となりのクラスの山田くん ツイッター小咄

■ 私の前世は

「きっと私の前世は砂漠で死んだのよ」

「へぇ」

「照りつける日差し。乾く喉。雨の一滴も降らない砂漠」

「ふぅん」

「そんな私の脳裏にはただ一つの強い想い。

そう、アイスが食べたい!って」

「…」

「という訳で帰りにアイス屋さん行こうよ、楓」

「絶対嫌」



■ 雨の日

「あれ、山田くん。傘忘れたの?」

「あー、うん。入れ忘れちゃって。止むのを待ってるんだ」

「…入ってく?」

「……長崎さんの気持ちはすごく嬉しいんだけど、カッパに2人は無理だと思うんだ」

(フラグが立たないにも程がある、と菜々美は思った)



■ 夏の日

「もうすぐ夏だね。山田くん、アイス好き?」

「今はね」

「夏祭りは?」

「けっこう好きかな」

「浴衣は?」

「夏らしくていいよね。長崎さんは花火大会浴衣で行くの?」

「うん。今決めたとこ」


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