0-6 日本民主共和国空軍 創設時編成
第二次世界大戦後、日本列島が東西に分断されると、東側に成立した 日本民主共和国 は新たな国家防衛体制の整備を急いだ。その中核となったのが空軍である。日本民主共和国空軍は、社会主義陣営の一員として ソビエト連邦 の全面的な軍事支援を受けて創設され、主に防空任務を中心とした航空戦力として発展していった。当時はまだジェット戦闘機の黎明期であり、空軍の主力機は第1世代ジェット戦闘機であった。ソ連から供与されたMiG-9やMiG-15などの戦闘機が配備され、パイロットの訓練や航空戦術もソ連式のドクトリンに基づいて整備された。
空軍の指揮体系は航空軍単位で編成され、日本列島東部の広い防空圏を分担して守る体制が取られている。首都圏防衛を担う第1航空軍は百里基地に司令部を置き、百里・厚木・横田の各基地に航空戦闘隊を配置している。ここは日本民主共和国の政治・軍事の中心である関東地方を守る重要部隊であり、最も新しいMiG-15戦闘機が優先的に配備されている。
中部地方を担当する第2航空軍は小松基地に司令部を置き、小牧、岐阜、静岡の各基地に航空戦闘隊を展開している。この航空軍は東西に分断された日本列島の中央部に位置しており、西側の 日本国 やそれを支援する アメリカ合衆国 の航空戦力に対抗する最前線の防空部隊として重要な役割を担っている。
日本海側の防空を担当する第3航空軍は小松基地を拠点とし、小松、佐渡、新潟の各基地に航空戦闘隊を配備している。この航空軍は日本海方面の警戒と防空を主任務としており、ソ連極東空軍との連携任務も多い。必要に応じて共同演習や情報共有が行われ、日本海沿岸の防空体制を強化している。
東北地方を守る第4航空軍は松島基地に司令部を置き、松島、山形、秋田の各基地に航空戦闘隊が展開している。この部隊は東北地方の広大な空域を警戒するとともに、日本海方面や北方方面からの侵入に備える役割を担っている。配備機はMiG-15を中心とするが、初期型のMiG-9も一部で運用されている。
さらに北海道を担当する第5航空軍は千歳基地を司令部とし、千歳と旭川に航空戦闘隊が配置されている。この地域はソ連極東軍との連携が最も強い地域であり、北海道防空は日本民主共和国空軍とソ連空軍の共同防衛体制によって維持されている。
このように、日本民主共和国空軍はソ連の支援を背景に、日本列島東部の広大な防空圏を守るための航空戦力として整備された。冷戦構造の中で東西に分断された日本列島は、東側の日本民主共和国と西側の日本国が対峙する最前線となり、両国の空軍は日々緊張した防空任務にあたることとなった。こうした状況の中で、日本民主共和国空軍は国家防衛の要として重要な役割を果たしていくのである。
【第1航空軍】→百里基地
●第101航空戦闘隊→百里基地
●第106航空戦闘隊→厚木基地
●第111航空戦闘隊→横田基地
【第2航空軍】→小松基地
●第102航空戦闘隊→小牧基地
●第107航空戦闘隊→岐阜基地
●第112航空戦闘隊→静岡基地
【第3航空軍】→小松基地
●第103航空戦闘隊→小松基地
●第108航空戦闘隊→佐渡基地
●第113航空戦闘隊→新潟基地
【第4航空軍】→松島基地
●第104航空戦闘隊→松島基地
●第109航空戦闘隊→山形基地
●第114航空戦闘隊→秋田基地
【第5航空軍】→千歳基地
●第105航空戦闘隊→千歳基地
●第110航空戦闘隊→旭川基地




