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古いスマホ

スマホを拾ったら届けよう

課題提出日、スマホで課題を作成していたが、スマホの充電が残り僅かだった


量販店の中にあるスマホ充電ボックスに充電しに行く

一つだけ空いていたが中に前の利用者のスマホが入ったままだった

そのスマホは薄くて軽かった。味気ないマットな白、小さいカメラが1つの古いスマホだった

面倒だったので置き忘れのスマホはコートのポケットに閉まって自分のスマホを充電ボックスのコードにさして店を出た

充電してる間公園のベンチに座って何となくさっきの古いスマホの電源を入れた


知らないメーカーのロゴの後にメニュー画面、アイコンも見慣れない物だった

アンドロイドってこんな感じなのか〜と思った

何となくマップを開いた

黒地に白の線でグリッドマスがひかれており、いくつかの点が記されており1つが点滅していた


バグってるのか?今度はイメージファイルを開いた

すすめていくと女の子、大人の男性、女性、柴犬が寝ている画像が4枚

その後の画像は白飛びが多くてよくわからなかった


30分程経って自分のスマホを受け取り課題を提出した

家に帰って一服しようとベランダに出ると洗濯物ばさみにメモがぶら下げてあることに気がつく

ルームメイトのイタズラかと思った 


メモには「スマホ返せ」と書いてあった

ハッとした

文字が消え、滲み出るように「早く元あった場所に返せ」と書かれた

もう店閉まってるよ…と思ったら

「朝イチで返せ」と書かれる

驚きと罪悪感の中冷静さを保つ


「電源いれた?」

「中身みた?」

次々表示される


「座標見た?」「磁場アプリ起動した?」「転送アプリ見た?」と次々理由のわからない事を聞いてくる

「あー君らで言う所のイメージファイル見た?」

見た、と思った


「はぁ〜君責任取ってよ?」

俺が「はぁ?」と口に出したあとドサドサと赤黒い塊が4つベランダに置かれた


ベランダの洗濯ばさみには

「彼ら、僕が近づいた途端僕の身体の放射熱で丸焦げになったんだ。彼らをファイルに保存して前の状態に修復中だったのに…

まあ、君の時代なら治せるでしょ。あとよろしく」



セキュリティガバガバで草ァ

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