3日目
毎日更新。なお、全部AIで作っているので1日の作業時間は15分程度ですw もちろん、チューニングしてますけどね。
朝、目覚めると視界に「魔王復活まで:98日」の文字が浮かぶ。計画通り、今日はガレスと共に南の山岳地帯へ向かう。軽く朝食を済ませ、指定されたギルドに向かうと、ガレスはすでに待っていた。
「準備はできたか? 山の冷え込みは侮れないぞ」
ガレスは手入れの行き届いた装備を身につけ、冗談めかして声をかけてくる。俺は頷き、背負った荷物を確認する。
「ばっちりだ。こっちも用意は整ってる」
「おいおい、それじゃただの言葉だけだぞ。本当に山道で死ぬ気ないんだろうな」
「もちろん。っていうか、お前の方が心配なんじゃないのか? その腰、昨日見た感じだとガタがきてるようだし」
「はっ、俺の腰を甘く見るなよ。お前より重い荷物も、俺の方が軽々運べるんだ。まあ、お前が泣きついても知らんがな」
二人は軽口を叩きながらギルドを出発し、街道をしばらく歩いた後、徐々に人影が減っていく。南の山岳地帯は険しい地形で知られ、観光や商売目的で訪れる者は少ない。
「なあ、ガレス。昨日言ってた隠れ里ってのは、本当にあるのか」
山道を登りながら、俺は気になっていたことを尋ねた。ガレスは微笑みながら答える。
「噂程度の話だ。この山岳地帯の奥に住むという賢者は、帝国の支配者たちでさえ恐れていたらしい。魔法と古代の秘術に通じ、一人の力で軍隊を退けたという伝説もある。中には、世界の真実を知る者だとも囁かれてな」
「本当にそんな人物がいるのか?」
「誰も確かめていない。だからこそ面白いんだ。そんな話を聞けば、冒険者としては確かめたくなるだろ。面白そうなことが目の前にあるのに足を止めるなんて、人生の無駄ってもんだ」
その言葉に、俺は微かに胸が高鳴る。もしその隠れ里に賢者がいるのなら、何か手がかりを掴めるかもしれない。
しばらく山道を進むと、道端に小さな石造りの祠が見えてきた。周囲には誰かが最近まで手入れした形跡がある。
「ここだ。この先に例の隠れ里があるって話だ」
ガレスの言葉に緊張が走る。足元の土は微かに湿っており、わずかな風が草木を揺らしている。その先に待っているものは何なのか。二人は慎重に進むことにした。