第五話 〔ステータス〕
『…ふぅ…やっと倒せた…けどこの人って
悪い人だったのかな…?』
16回ぐらい殴り動かなくなった男を見て
美香が少し泣きそうな声で聞いてきた、
この緑の男が食べていたモノについて話した…
『コイツは…人を食ってた…悪いやつ…
なんじゃないか…?』
美香はやっと人肉を食っていたのだと
気付いたらしい、明らかに顔が青ざめている
俺はコイツ以外にもいるんじゃないかと思いつつコイツらに
少しでも慈悲を与えたら殺されるのは
自分になるかもしれないという事を話した。
『美香…少しでも慈悲を与えたら俺達が
やられるかもしれない、もしかしたら複数体で
襲ってくるかもしれない、絶対に気を抜くな』
俺がそう言うと美香は小さく頷いた
それはそうとゲームのようなファンファーレが
なったよな…俺は少し考えた後。
『…まさかな?』
俺はもしかしてと思い念じてみた…
『…ステータス』
ブォン…
『ホントにでた!?こ…これがステータスか!』
ステータスと念じたらホントにステータスらしきものが
出現し少しワクワクした、
そして自分のステータスを把握したのだが
俺は気になる欄を見つけた
『…この魔力魔守魔術Ⅲって何だ?
まさか魔力の概念まであるのか…?』
魔力の概念があるのを発見し、少しワクワクしてしまった、
とりあえずステータスをひらけるか、美香に聞いた
『美香、ステータスを開けるか?』
俺が、聞くとボーッとしていた美香はハッとなり
ステータスに
ついて聞いて来た
『…ステータスって…何?』
『コレのことだよ』
俺がステータス画面に指を指した、
が美香は分かりやすく、ん?と顔を傾げた、
おそらくこのステータス画面は自分以外には
見えないと分かった。
『もしかして他の人には見えないのか』
『さっきから何を言ってるの?』
美香はステータス画面が見えていないのでお兄ちゃんは
何を言っているんだと言わんばかりに顔を傾げた。
俺はステータスと念じるとステータス画面
を開ける事を美香に伝えた
『ステータスって念じるとステータス画面
を開ける、念じてみろ。』
俺がそう言うと美香はステータスと念じた
『ステータス?』
ブォン…
『なにこれッー!?』
美香は驚いた様子でこっちを向いた
『それが美香のステータスなんだと思う』
俺がそう言うと美香はさっきの男やステータスを見て
疲れたようで肩から力が抜けたように座り込んだ。
『座るのは別にいいけど早く両親を探さないと
アイツみたいなのにやられるかもしれない、
早く探しに行くぞ。』
俺がそう言うと美香は疲れたような顔を
しながらも立ち上がり、
自身を元気づけるような言葉を出した
『大丈夫…絶対に…そして両親を無事に
連れ帰るんだ…よし行くよ。』
そう言うと最初にアイツの居たところまで歩いていった。