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とある日から始まった日常   作者: LEIKUN0227
とある日から始まった日常
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第四話 〔初戦闘〕


―『採掘場みたいだな…』

俺達は扉を開けダンジョンに入った、

ダンジョン内は土と石が層のようになっており

地盤を支える為の木で出来た柱らしきものがあった、


そしてダンジョン内ではスマホが繋がらないが、

電源とかは入るようで写真をついでに数枚撮った


『お兄ちゃん…さっき言った水みたいなのが

何か分かる…?』


美香が俺が来るちょっと前に遭遇した水?について聞いてきた


『多分スライムだと思う、

ダンジョンといえばスライム!!

みたいな定番があるぐらいだ、

だがリアルではどのぐらい

強いのか分からない…弱いのかもしれないし

強いのかもしれない…

だけどゲームでは見さかいなく攻撃したりする

魔物だ…俺らを確実に殺しにくるだろうな…』


俺が話していると美香は急に立ち止まった

『お兄ちゃん…あれは何…?』


美香が指を刺した先には

緑色の耳が長い老婆のような顔をした男

が佇んでいた…


そして俺は見てしまった…何か食べている…

赤くそまった口の所をよく見ると、

少しピンク色の肉のようなモノを

グッチャグッチャと不快な音を立てまくり、

まるでガムのように食べている、

その時下に何かがあると分かり男の足元を見てしまった…

鉄の鎧と剣に帽子、そして靴…


そして目玉と上半身だけの男らしき人だったモノが、

転がっていた…


俺は分かってしまった…アイツは人を殺し、

その肉を食べているのだと、

それと同時に両親はアイツみたいなのに

殺されてはいないかの不安が出てきた、

俺は声を出来る限り抑えて美香にこう言った…


『…アイツを倒すぞ、美香』


美香は俺の言った事に対し驚き声をあげようとした、


『正気!?お兄(ry』


急いで口を抑えたがどうやら、アイツに気付かれてしまった…


『…多分気付かれた…絶対にアイツを倒す、アイツが

もしここを彷徨いていたら後々面倒な事になるかもしれない

もしかしたら両親がやられるかもしれない、

怖いかもしれないけど出来るか…?』


俺か小声でそう言うと美香は静かに頷き

持っていたレンチを構えた、

俺は持ってきた物を見た、それは布とテッシュだった、

テッシュは絶対アイツには効かないだろう、もう一つの布は

分厚く滑り止めとして購入した布だった、

少なくともこれで頑張るしかない…


ペタ…ペタ……ペタ


足後はドンドン大きくなり

すぐ近くにいると分かる距離まで来た、


俺は美香にジェスチャーで何とか布を

被せる事を伝え影から姿を現しゴブリンに布を被せた、


『今だッ!!』


俺がそう合図すると美香は声を上げながらレンチで

アイツの頭辺りをめちゃくちゃに殴った…


『ウワァァァァァァァァァ!!!!!!!!!』


16回ぐらい美香がレンチで殴り続けアイツは

手首をだらんと下げ絶命した、


それと同時にファンタジーゲームで

聞いたりする音が鳴った…


パンパカパーン!!

零はレベル2にアップした!!

美香はレベル2にアップした!!




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