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深夜の妄想

作者: 天野寂

ある日、ラジオにこんな音が流れました。


『ザ、ザー······―――――――(私達が思いを馳せてい)―――――――(るこの広大な宇宙に、)―――――――(もしかすると別の星に)―――――――(住む人々もまた、思い)―――――――(を馳せているのかもし)―――(れません)。―――――――――(どうです? 素敵でし)(ょ?)

―――――――(それでは今夜はこのあ)――(たりで)――――(さようならー)


地球上のどの言語でもなく、突然混線したこの音については、何もわからずじまいなのでした。

おしまい。どうです? 素敵でしょ?



✼✼✼✼✼✼✼✼✼(文字数稼ぎ。200文字ないと投稿させてくれないんだもの。)✼✼✼✼✼✼✼✼✼

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