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片翼の天使【改稿版】  作者: 恭村
第一章
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戦争




 王国軍の旗が緩やかな風を受けて翻る。


 各地に飛び交う戦艦の中では中規模の飛空挺『ダイヤモンド』のデッキ上、地平線に沈み掛けた夕陽に型どられた二つの人影があった。


「ここに来て、もうどれくらいになる?」


 長く出来た影の方がポツリと問い掛けると、巡視中の速度を保った風に背中まで伸びた美しい銀髪を靡かせた少年は、少し考える様に俯いた。その薄い灰色の瞳が夕陽に染められて金色に輝いている。


「もう、二年……かな」

「そうか。サクも俺がジーク隊に入った時と同じ歳になったんだな」


 『サク』の言葉を受けた青年はデッキの柵に背を凭れたまま、橙色の空を仰いだ。

 頭の形に沿うよう後ろに撫で付けられた金髪から零れた一房の髪が風をはらんで微かに揺れている。下方に広がる海の色のような碧眼は影になっていて、その表情は解らない。


「リウトもうオジサン、だね」


 『リウト』とは反対に夕陽の方を見ていたサクは、デッキの柵に肘をついたまま顔だけ向けて、その薄めの唇の端をからかうように少し上げた。


「なんだとぉ?」


 それを見留めたリウトはヒクリと片眉を器用に上げて、サクの白く柔らかな頬をつねった。


「そんな生意気な事を言うのはこの口か!」

「痛い!痛いよリウト!」


 頬をつねられたままで上手く発音出来ず、その瞳にはうっすらと涙が浮かぶ。


「……ったく。二十二の若者捕まえてオジサンはねぇだろ、オジサンは!」

「フフッ、ごめん」


 頬を解放されたサクは愉しそうに微笑って、本気ではない謝罪の言葉を口にした。


 そもそも己がオジサンなら三十路過ぎているジーク隊長はどう思われているんだろう。聞いてみたいものだが、同じく『オジサン』と返されてしまったらショックを受けそうでやめた。サクならそう返してくる可能性も高い。


「……何?」


 何か言いたげなのに、口をモゴモゴとさせるだけのリウトに、風に揺れる美しい銀髪を軽く押さえながらサクは余裕の笑みを送る。


「……フィーラーってのはどいつもこんな生意気なのかね?」


 五つも年下のサクにやり込められたままなのも悔しくて、一つの取り柄である百九十センチ近い長身を生かしながら見下ろしてやった。


「……さぁ。どうなんだろうね」


 リウトが思っていたよりもそれは効力を発揮したようで、何処か哀しげに俯いてしまったサクに内心焦る。こんな表情をさせるつもりなどなかった。サクには、笑っていて欲しい。


「何だよ!お前背低いの気にしてたのか!?」


 慌てて同じ高さから覗き込んできた碧眼に、サクはきょとんとした。


 サクがあの表情をしたのは一瞬の事で、今は必死に笑いを堪えるように頬が引きつっている。ともすれば、あの哀しげな表情はリウトの気のせいであったのかと思う位に。


「……っくは!リウトはやっぱり変だよな!」


 堪え切れずに吹き出したサクに心の中でホッと息を吐く。サクはジーク隊に派遣されて間もない頃、よくあの表情をしていた。それまでジーク隊にフィーラーは居なかった為、フィーラーという者は皆あのように苦しそうな顔をしているものなのかとすら思ったものだ。


 しかし時が経ち、サクは段々とジーク隊に馴染んでいき、元々美しい顔立ちが花が綻ぶように笑うようになった。サクがジーク隊に配属されてから教育係のような役割をしてきたリウトにとって、サクの笑顔を引き出すことができたことはとても嬉しかった。


「やっぱりって何だよ!そもそも俺は変じゃねぇ!!」

「あはは!変な意味じゃなくて!」

「良い意味で変なんてあるか!あっても全然嬉しくねぇ!!」


 息巻くリウトにサクは更に笑い出し、ついには腹を抱えながら涙まで浮かべる始末。

 誉めてるのにな、と言いながらもその声は笑いながら途切れている。


 その様子を呆れながら見ていたが、やっぱりサクには笑顔が似合う。気付かずリウトの顔にも笑みが浮かんでいた。いつまでもこんな日が続けばいい。苦し気な顔など見たくないのだ。



 ◇◇◇



 ビー!ビー!


 ささやかな願いも戦争という大きな時代の流れの中では叶わないとでも言うかのように、無情にもアラートが艇内に鳴り響く。


『緊急警報発令!緊急警報発令!ダイヤモンド進路二時の方向敵艦発見!繰り返す!進路二時の方向敵艦発見!』


 巡視中だった静かな挺内に突如流れた放送に緊張が走る。


 自室で仮眠をとっていたサクは飛び起き、その白く美しい指十本全てに輝く指環を填めた。


『サク!行けるか!?』

「行けます!」


 無線機から流れた声に即座に答え、急いで部屋を出てデッキへと向かう。


「サク!」


 走るサクを呼び止めたのは向かいの部屋から飛び出して来たリウトだった。


「気を付けろよ?」


 真剣な表情のリウトに軽く微笑む。


「俺は大丈夫。リウトこそ無駄弾撃ち過ぎないように!」

「……んな口叩けるなら大丈夫だな」


 余裕のウィンクを寄越したサクに呆れたように溜め息を吐くと、さっさと行け、と言うように手を振った。


『リウト!何やってンだ!早く砲台につけ!!』


 ジーク隊長の怒号が挺内放送を通して鼓膜を揺らして、リウトは眉を顰めた。


「へいへい。すぐ行きますよ!」


 こちらの声は聞こえていないのに律儀に返事を返すリウトにクスクスと笑って、サクは再びデッキへと駆けて行った。


 その後ろ姿を見送りながら、自分の子供のように溺愛するサクと話しているのが見えたかのような挺内放送を使ったジークからの私信に、もう一つ溜め息を吐いてから砲台へと向かった。


 ◇


「此方リウト。早速ブッ放しますかぁ!?」


 定位置である花形砲台に座り、インカムを着けてマイクに問い掛ける。


『遅ぇンだよ馬鹿野郎!!何してやがった!?』


 明らかに喧嘩腰の怒気をはらんだ声に鼓膜がこれ以上ない程に震え、思わず耳からヘッドフォンを離す。


「ちょっ……!耳聞こえなくなったらどうすんですか!?」

『話を逸らすンじゃねぇ!!てめぇまたサクと……』

『リウト!二時だ!ブッ放せ!!』

「了ー解っ!」


 ジークの声を遮って聞こえてきた親友からの指令に素直に従う。


 ドゥッッ……!!!


 照準は敵艦。この距離なら外れようがない。ジーク隊に入ってから砲撃手一筋でやってきた経験がそう言っていた。しかし。


『オイこの下手くそっ!!外れたじゃねぇか!!』

「そんな筈……!!」


 己の隊の花形砲撃手に向かって『下手くそ』と言い放つジークの言った通り、砲撃時の煙が晴れた視界には無傷の敵艦が見えた。


「……チッ!あの船フィーラーが乗ってやがんのか!」


 ◇


 デッキにたどり着いたサクは、元々大きな瞳を更に見開き、その目を疑った。


「リウトの弾が、この距離で外れた……?」


 何か考えるように俯いたサクは、その指に填めた九つの『疑似魔導兵器』PMW〈Para-Magic-Weapon〉を見詰めながら、左手の人差し指に填めた他の物とは違う輝きを持った指環を握り締めた。


 淡い灰色の瞳が哀しげに歪む。


「『サク!敵はフィーラーだ!!無茶すンじゃねぇぞ!!』」


 呟いたサクの言葉は、サクの身を案じるジークの挺内放送に掻き消された。


 顔を上げて敵艦を見据えるサクの表情は、悲痛な決意に満ち溢れていた。


「……負けない。俺は、負けるわけにはいかないんだ……!!」


 意識を指先に集中させて『想い』を力に変えてゆく。この『想い』は弛まない。絶対に。


 空に掲げた指環から、閃光が走った。


 ◇


『サク!敵はフィーラーだ!!無茶すンじゃねぇぞ!!』

「っとにあのオッサン、サクには甘いよなぁ」


 完全な私信の挺内放送にリウトは溢す。だが内心では同じ想いだった。

 戦闘中のサクは見た事がない。己は砲撃手で、戦闘中は必ずここにいるのだから当たり前なのだが。

 しかし戦闘後、サクはいつも疲弊している。前線に立つ、この挺唯一のフィーラーなのだから当然と言えば当然の事。

 でも対フィーラー戦の後は殊更だ。フィーラーの操るあの凄まじいMWの力を相手にしている訳だから仕方ない事なのかも知れない。


 十二個の『真魔導兵器』TMW〈true-Magic-Weapon〉が一つ、Tダイヤモンドを授かっているサク。その力がそう容易く敗れる事は無いだろう。

 それでも。リウトは、ジーク隊の面々は、そんな辛そうなサクを見るのは嫌だった。


 ◇


 目映い閃光がデッキから敵艦へ伸びる。

 ブリッジから見える景色全てが白く染まってゆく。


「ダイヤモンドの白い悪魔、か……」


 目の前の光景を深々と座った椅子に頬杖をつき眺めていた、紅髪の色男が立ち上がりながら呟いた。その椅子に座るには若過ぎるように見えるが、実年齢はそうでもない。


「隊長!!」


 その呟きに、リウトに砲撃を指示した声の主が諫める様に叫んだ。


「アイツが悪魔だなんて誰が言い出したンだろうな……?アスカ」


 瞬きもせずに閃光を見詰める紅い瞳には確かな怒りが滲んでいる。

 アスカと呼ばれた茶髪の操舵手は、髪色と同じ優しげな茶色の瞳を悔しそうに歪ませた。


「……サクの強さの前に沈んだ、負け犬達の遠吠えでしょう」


 眼下に映る、あの沈みゆく船のように。


 アスカのその言葉に、ジークは目元を緩めた。そうした笑い皺を見れば大人の落ち着きを感じられる辺りで、やはり三十路過ぎていると納得する者が多いだろう。


「どっちかっつーと天使だろ、サクは」


 ジークの本質である優しい物言いに、アスカは微笑む。


「そうですね。デッキに佇んだサクはあの綺麗な銀髪が靡いて、まるで羽根を広げた天使に見えますから……」


 想いを馳せるようにしぼんでゆく閃光を眺めるアスカに、ジークは眉を寄せた。


「……リウトだけじゃなく、てめぇもか」


 批難ともとれるジークの問い掛けに、爽やかな笑みを返す。


「勿論好きですよ?」


 やっぱり、と辟易したように片手で目を覆ったジークが肩を落とすのを面白そうに見遣りながら、アスカは続ける。


「安心してください。俺は故郷に可愛い婚約者を待たせてますから」


 そんなの初耳だ、と眉を上げれば、アスカは更に続ける。


「まぁ、サクに会ったことがある人なら多かれ少なかれ好意を持つでしょう。この船のクルーだって隊長やリウトがここまで過保護じゃなければそういう邪な気持ちを抱くこともあるかと思いますけどね?」


 クスクスと笑いながらブリッジを見回せば、何人かの肩がビクッと震えるのが見てとれた。


「アイツは下心丸出しだろう!アイツは絶対サクを狙ってやがる!そもそもアイツの俺様を隊長と思ってねぇような態度が……」

「アスカー!」


 ジークの言葉を遮ってブリッジに入って来たのは、正に今、己に矛先が向いているとは思ってもいないリウトだった。


「お疲れ、下手くそ」


 にっこりと笑いながら、アスカは皮肉めいた挨拶を投げ掛けた。


「っ!……へーへー。どうせ一発撃っただけですよ。しかも当たりませんでしたよ!」


 長年の付き合いから言葉の意味を正確に読み取ったリウトは降参とばかりに両手を顔の横でヒラヒラと振ってみせた。


「……てめぇ、開き直るたぁいい度胸してンじゃねぇか」


 目を据わらせたジークにリウトは向き直る。


「だってしょうがないでしょう!?相手はフィーラーだったんスから!!Pでもエメラルドなんか使われた日にゃあ砲撃なんざ掠りもしない事位隊長だって知ってんでしょう!?」


 風を司るMW、エメラルドは飛空挺を自在に動かし、砲撃を逸らす事が出来る。使い勝手の良いそれは、Tエメラルドを手中に収めるアウネル王の指示の下、大量にPMWが生産され、いつの間にか独立軍側にも出回ってしまっている。それ故に、対フィーラー戦では砲撃は意味を成さない。それは最早常識と呼べるもので。


「当たり前ぇだろ!!馬鹿にしてンのか!!」


 憤慨したジークはリウトの胸ぐらを掴み上げて睨み付けた。リウトは抵抗はしないものの、無言で睨み返し肯定の意思を伝えた。


「……それでも当てろって言ってンだよ。俺は。何年俺の下で砲撃手やってンだ?てめぇは、あ?避ける軌道位読んでブチ当てろ!!」

「……」


 ジークの尤もな意見に返す言葉も見付からない。

 フィーラーを乗せた敵艦と遭遇するのは少なくはあるが、そう稀だとも言えない。遭遇した際に何発か撃って、ジークの言う通り、避ける軌道を読む事だって出来た筈だ。『無意味だ』とすぐに諦めていた己を恥じて、その秀麗な顔立ちを歪ませた。


「……すいません、でした。隊長」


 胸ぐらを掴まれた体勢のまま、リウトが俯き反省の言葉を述べた時だった。


「もうその位にしてあげてよ、ジークさん」


 緊迫したその場に似つかわしくない、柔らかく澄んだ声が響いて、一同はそちらを振り向いた。


 若干顔色を悪くしたサクが、ブリッジの入り口に肩を凭れて立っている。ジークは直ぐ様リウトの胸ぐらから手を放し、サクの方へと駆け寄った。


「サク!真っ青じゃねぇか!!だから無茶すンなって……」

「大丈夫、ジークさんは過保護過ぎるよ」


 己の頬を両手で包み込んであたふたとするジークに呆れた様に微笑む。


 サクはジークを名で呼び、敬語は使わない。ジークがそれを嫌がるからだ。


「明らかに大丈夫じゃねぇよ!とにかく休め!いいから休め!!」

「本当に大丈夫なのに……」


 背中をグイグイと押してくるジークに不満そうに唇を尖らせながらも、心配されているのが解る為、渋々その力に従って足を進める。


「俺が休んでもリウトいじめちゃだめだよ?」


 子供を窘めるかのようなサクの言い種に、ジークもリウトも脱力してしまう。


「……サクはリウトに甘過ぎる」


 独白のようなジークの嘆きが聞こえているのかいないのか。


「それにアスカにも当たらないでね?」


 今度はアスカを除いたその場に居た全員が凍り付く。名指しされた本人だけは愉しそうに笑っていた。


「……それはねぇな。俺はアイツがこの隊で唯一恐ろしい」


 アスカに聞こえないよう小声で言ったジークは恐ろしく真剣な表情をしていて、サクはきょとんと首を傾げた。


「何で?アスカ優しいよ?」

「馬鹿!声でけ……!」

「そうだよな?サク。隊長酷いなぁ!」


 ハハハハ!と忌々しいほど爽やかに笑うアスカに、ジークはむぐ、と嗣ぐんだ口の中で、この地獄耳!と叫んだ。決して声には出来ないけれど。


 優しい事には間違いない。しかし敵に回せば一番恐ろしいのはこのアスカという男だ。普段の優しさは何処に置いてきたのか問いたくなる程冷徹になる。


 敵を目の前にしたアスカの、冷酷な笑みを張り付けながらの辛辣な物言いを知らないサクは幸せなのかもしれない。それを知っているクルー達は、アスカを敵に回す事だけはしないよう心に決めていた。



 ◇◇◇


 その夜。


「まだ休んでなかったのか?」


 嵌め殺しの窓から暗い静かな海を眺めていたリウトに、背後から優しい声が掛かった。


「アスカ……」


 親友の姿にホッとしたように息を吐く。


「それ、ちゃんと冷やさないと腫れるぞ?」


 己の左頬を指しながら軽く微笑む。リウトは赤くなった頬を擦りながら俯いた。


「……いいんだよ。これは甘えてた自分への罰だ」


 サクが自室へ戻った後の、ジークの言葉を思い出す。


 ◇


『いつまでもサクに守ってもらってンじゃねぇよ!……いつサクが居なくなンのか分かンねぇンだぞ。これは、戦争なんだ!!』

『……そんな事っ!……そんな事、俺がさせないっ!!』


 ガッ!!


『痛っ……!隊長っ!なにす……』

『てめぇに何が出来る?フィーラー相手じゃ手も足もだせねぇ、只のヘタレ砲撃手じゃねぇか。サク独りで戦わせて、守ってもらってばっかじゃねぇかよ!!』

『でもサクはっ……!』

『Tダイヤモンド様がついてる……ってか?』

『……っ!』

『……結局てめぇには何も出来ねぇンだよ。俺も、な……』


 ◇


 何も、言えなかった。殴られた己よりも、殴ったジークの手の方が痛みを感じているような気がして。


「……俺はまだいい。砲撃手としてサクを援護する事が出来る。ヘタレ、だけどな」

「リウト……」


 苦笑いするリウトにアスカは掛けるべき言葉を探したが見つからない。リウトは言葉を続けた。


「でも、あの人は……戦闘中、何が起きようとあの椅子から離れられねぇんだよな」

「あぁ。指揮官を失った船は、沈む」


 二人は、下方の海を見下ろした。あの海に、何百、何千の船が沈んだのだろう。

 戦争の痛ましさを、痛感した。


「本当は隊長だって、サクを守りたいんだよな……」

「それはそうだろう。溺愛するサクを前線に立たせてるのは紛れもなく隊長なんだ。守れるものなら自分の身を盾にしたって守りたいだろうさ」


 二人の話を廊下の影で聞いていたジークは自嘲するような笑みを浮かべ、そっとその場を去って行った。


 ◇


「俺は、何がしたいんだろ……」


 自室のベッドに横たわり、白い天井を見詰めるサクが呟いた。


 二年以上経った今でも、己は何も変わらない。フィーラーとしての能力を使えば使うほど、思い知らされる。


 消えない。きっと本心では、消したくない。だってそれしか。貴方に繋がる糸が無いから。


「   」


 目を伏せたサクは痛みを堪えるような表情で、唇にその名を乗せた。


 今はまだ、その名を呼ぶ事は、出来なかった。





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