《登場人物&用語紹介》
【主な登場人物】
《後宮サイド》
◆珠麗 (じゅれい)
本作の主人公。偽名は珠珠 (じゅじゅ)。
もとは「白豚妃」とあだ名されるほどのおデブ体型かつお人よし。
冤罪で後宮を追放され、花街と貧民窟をさすらった結果、
「魂まで煤けた」すれた性格 (本人談)かつ絶世の美女となる。
後宮時代の階位は「嬪」、称号は「恵」で「恵嬪」と呼ばれる。
◆楼蘭 (ろうらん)
珠麗を陥れた元友人。儚げな美女。
後宮時代の階位は「貴人」だったが、流産により「嬪」へ。
称号は「祥」で、「祥嬪」と呼ばれる。
◆夏蓮 (かれん)
珠麗付きの女官。遊牧民の部族の出身で浅黒系美女。
珠麗が後宮を去るのと同時に、楼蘭の庇護下に入ったが…?
◆郭 武官 (かくぶかん)
優れた美貌と才能を持つ精鋭武官。
珠麗と仲がよかったが、追放時には「豚」と言い放った。
珠麗は丸焼きにされる豚の夢を見るほど衝撃を受けた。
◆蓉蓉 (ようよう)
珠麗とともに、女官候補として揺籃の儀に臨んだ垂れ目の美少女。
たおやかな言動だが、その正体は…?
◆袁氏 (えんし)
太監長。
清廉潔白な言動で知られるが、後宮内で強い権力を握る。
◆純貴人・静雅 (せいが):知的
◆明貴人・紅香 (こうか):ツンデレ
◆恭貴人・嘉玉 (かぎょく):小動物
→今後出てくる貴人たち。ご参考までに。
《貧民窟サイド》
◆礼央 (りおう)
貧民窟に流れ着いた珠麗を保護した青年。
賊徒集団の長にして、隠密集団「烏」の次期頭領。
興味のない者には冷徹だが、懐に入れた者に対しては面倒見がよい。
クールで世慣れた男だったはずだが、
書き進めるうちに単なる苦労性の媽媽になった。かたじけない。
◆宇航 (うこう)
礼央の従者。ヤンデレの素質があると作者は見込んでいる。
ただし出番は第5部以降ほぼない。かたじけない。
《花街サイド》
◆楼主 (ろうしゅ)
元宦官であり、妓楼・「朱櫻楼」の楼主。オネエ。
妄想が捗る人物であるが、とうとう名前すら設定しなかった。かたじけない。
【用語紹介】
◆妃の階位
皇后 (こうごう):一番偉い。後宮でたった一人。
妃 (ひ) :次に偉い。上級妃。枠は四人。
嬪 (ひん) :次に偉い。中級妃。枠は九人。
貴人 (きじん) :次に偉い。下級妃。たくさんいる。
※妃たちをまとめて「妃嬪」と呼ぶ。
◆太監 (たいかん):後宮勤めの、多少身分の高い宦官
◆太監長 (たいかんちょう):太監の長。
◆揺籃の儀 (ようらんのぎ):
後宮が次期皇帝に譲渡される際、
妃嬪・女官の配置を見直すために行う選抜儀式。
【図解!白豚妃】
読者さまより、ファンアートの一部として、「白豚妃」の世界観や設定をまとめたノートを頂戴しました!
これを見れば、私の雑な紹介よりもすんなりと世界観が伝わるはず…!
波乱万丈がすぎる珠麗の4年間もダイジェストしてくださいました。
どうもありがとうございます…!感涙
活動報告にて、頂戴したキャライラスト(珠麗、礼央etc...)も公開しておりますので、ぜひぜひご覧くださいませー!