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第87話 〜避ける〜

「ッッッッッッッッッ——————!?」


 絶対、不可避の斬撃。初動が見えない時点で当たることは確実。


 昔の無難ならば。


「クソがッッッッッッッッッ!」


 無難は腰を90度曲げ、斬撃を避け、体勢を戻す。


 圧倒的な反射神経。避ける才能(センス) 。この1週間で無難が自分のモノした。


 避ける技術を身につけたのは勿論、月詩のやって欲しいものリストに書いてあった1つのモノ。


 それは無難を悩ませ、とても苦労をさせた。


 それは、傘比の自動追尾の弓矢を避け続けること。


 それは敵の数が圧倒的に多い、ゴブリンのダンジョンへ赴き、ゴブリンの攻撃を避け続け、ボスの場所まで辿り着くこと。


 無難は、今まで避ける動作をしてこなかった。


 馬鹿正直に真っ向から攻撃を受けてきた。無難の癖を直そうと、強引すぎる手を使ったプラン。


 そのおかげで今がある。


「あははは、それは予想外」


 テーベは無難が漆黒の斬撃を避けたことに、素直に驚く。


「これで終わりだ!」


 無難はテーベの心臓部分に剣をぶっ刺す。衝撃で岩に更にヒビが入り、テーベは岩に埋まる。このままいけばテーベを倒せる。


 実況者、この戦闘を見ている全プレイヤーが思った。


 だが、現 開拓者はレベルが違う。


「ばいばーい」


 消えた。感触はあった。心臓部分を刺している確信はあったなのに、目の前のテーベは消えた。


「なんだこれは?」


 無難は気づく……漆黒の靄が当たりを覆っていた事に。


「我流 黒刀術 参ノ太刀『漆黒の迷い森』」


 目の前に居たはずのテーベの声が、後ろから聞こえた。後ろを振り返ると、テーベが何食わぬ顔で立っていた。


「.....幻術を使う黒刀術だと? そんなの黒刀関係ないだろ」


 無 何がどうなってああなったのかと、頭を巡らせるが思い当たらない。


 1つ、分かるのはこれで終わるはずがない。

ブックマーク数が2件、増え、誤字報告も頂いた。


婿って違ったんだ……知らんかった。


まぁ、ありがとうございます!


話は変わるのですが、私は天気の子のDVDを買わせて頂いて見たんですけど……凄いな〜って。

あれは本当に凄いですね。1時間50分で幾つもの考えが交差してるんですよ。

3回目でほとんど理解出来ました。


あの涙はどういうことか、まぁ最後の女性ヒロインが何を願っていたって多分ですけど、ホダカと会うことを願っていたんでしょうかね?

でも、なにより陽菜が可愛いというだけで私は満足しました。


天気の子はマジでオススメです。

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