第61話 〜異変に気づくまでは........〜
「まさか貴方があのヘラだ——— ヘラさんだとは思わなかったです」
「あははは〜、そうですよね。あの件は本当にすみませんでした」
月詩は深々と頭を下げる。
「こんな急で悪いのですが。私達のパーティーに入ってくれませんか?」
「ぎゃ、ぎゃくに……さっきの僕の言葉を聞いていいんですか?」
回想シーンで端折られたが、ペルの不幸話にはまだ続きがあった。
まず話の前に、ペルの職業は《魔法剣士》だ。
魔法を扱いながらも、剣のスキルも使える攻撃特化型の職業。
職業のおかげか、ペルはパーティーを組むことが有利なこの世界で、1人で順調に冒険を進めて言った。
世界1位との圧倒的で濃い経験のおかげでもあるだろう。
「ふんふふーん。うん? なんだあれ?」
ある日、あるダンジョンで隠し扉をたまたま見つけ、意気揚々とその部屋に入り、宝箱を開ける。
すると、宝箱中には真っ白な防具があった。
真っ白な防具は物凄くかっこよく、直ぐに装備をし、狩り出た。
冒険を重ね、モンスターの攻撃を受ける日々。
「この防具強いですね」
防具のおかげで順調に冒険を進めていった。
なぜなら、その防具には物理攻撃完全無効の能力がついていた。
「しかも、凄く軽くて扱いやすい」
防具の重量は物凄く軽く、STRが低いペルでも装備できる最高の防具。
そうある異変に気づくまでは——
ペルのキャラが安定しない……まぁ、こんなキャラなのかなとは思ってるのですが……
まぁ、そんなことはどうでもいい。
ブックマーク、評価ありやす! 着々と増えていってますね。




