第6話 〜ロボット〜
「長い階段だね〜」
階段の横幅は5メートルぐらいで、明かりは何も無い。ゲー厶の若干の暗視効果によって下りれてる。
祠の階段を下り始めて約1分。何かの仕掛けがあるかもしれないと結構スロペースで下りてるけど、時間が大分かかってる。
「………………」
「無難くんって、そうだねも言えないよね」
「黙れ。ほら先が見えてきたぞ」
先行していた無難くんは先に階段を下りきり、歩き始めていた。私は小走りで階段下りると目の前には近代的な空間が広がっていた。
「——なにこれ……ひっろ」
大きい体育館の3個分ぐらいの広さ。壁と天井が青白く輝いていてなんか凄い。あんな神秘的な空間から、こんなにも近代チックになるなんて。
「近代的な壁の作り……。これは確実に失われた技術が関わっているな」
「そうだね〜。私の考察は当たったって訳だね。そして目の前にはロボット型のモンスターか…」
このルームの真ん中には球体型、三角形、六角形のロボット型の青く独特な模様が施してあるモンスター。レベルは全て1。1レベルなんて弱いけどな〜、このロボット達を倒せばいいのかな?
「あれは私の情報にもないモンスターだね〜。ちょっとブーナくん殺ってきちゃって」
「………」
「了解は?」
「黙ってろ」
無難はナイフを持ち、体を曲げナイフを離す。現状の最高速度によるナイフの攻撃を、三角形のロボットはどう受けるか。
「………………」
球体型のロボットが高速で移動し、自ら無難の投げたナイフに当たりに行き投げナイフを弾き返す。
「無難くんって期待裏切らないよね」
「黙ってろ」
レベル1のモンスターならば無難くんの投げナイフが当たれば、直ぐに死んでしまうのに。見たところロボット達はHP1しかない。今の時点で球体型のロボットはもしかしてだけど。
「下級錬金『火玉』!」
私は魔法を錬金し、三角形のロボットに『火玉』を撃ってみる。そしたら球体型のロボットが物凄い速さで移動し魔法が弾かれる。
「魔法も弾くんだ」
私の『火玉』は弾かれ壁に直撃する。『火玉』の当たった壁は損傷はなしと。
「飛び道具や魔法を全て弾くと仮定をするとして。そして仮説を立てるとしたらこの状況は」
「なにか分かったか?」
「なんとなく。じゃあ、次はブーナくん。球体型と普通に戦ってみて」
「スキル『瞬足』発動!」
無難くんは毎度ながら「了解した」と言わず『俊敏』の上位スキル。『瞬足』を使い、速さを格段に上げ、球体型のロボットに攻撃しようとする。
「やっぱり逃げるか」
球体型のロボットは三角形のロボットとの方へと逃げ、三角形のロボットの後ろに隠れる。無難くんは球体型のロボットが逃げ、標的を三角形のロボットへと変更する。
「キュイイイイイィィィィンンンンン!」
三角形のロボットは向かってくる無難くんに対して、三角形の側面から無数の刃を出し無難くんの攻撃を止める。無難くんの双剣と、三角形のロボットの無数の刃と剣が弾き合い火花を散らし、無難くんは三角形のロボットの攻撃を全て捌く。
「うわ〜。あれ全部弾き返すの? こわ」




