第39話 〜ハグ〜
やば、赤面してた……これって無難くんには見られてなかったよね? 大丈夫だよね? どうやって言い訳しよう? あ、ダメだ。
っと内心めちゃくちゃ焦り、なんか変な声を出してしまっている。
「無難くんにお姫様抱っこされるなんて、嫌だったでしょ!?」
ここで傘比の言葉に月詩の頭は超絶回転する。
そして、最適解を見つける———
「うん! 嫌だった! ちょーーーーーー嫌だった!」
「くっ……助けてやったのに……」
無難は顔を抑えながら立ち上がり、傘比は唐突に自分達が理不尽に勝ったと思い出す。
「それより! 私、勝ったよ! たから月詩! いいこいいこして!」
「ありがとー傘比ーーー! よしよーーーし! そしてギューーーー!」
「えへへ〜、私もぎゅーーーーー!」
2人の仲慎ましい姿を見て無難は、冷ややかな目で喋る。
「……なにやってんだよ」
無難の目を見て月詩は、なにかちょっかいを出したいと、衝動的にからかいたいと、思ってしまい——
「ほら傘比! 無難くんにもハグをしてきなさい!」
「うん! 無難くーーーーーーん!」
傘比は無難に抱きつこうと無難に突進をする。
「やめろ!? お前の抱きつきは嫌なんだ!」
無難はまるで闘牛を避けるように、華麗に横へすっと動き、傘比の突進を避ける。
「なっ!? 美少女の抱きつきを拒否るなんて!」
「俺はハグが一番嫌いなんだよ!」
「でも無理やり!」
「ぐはっっっっっ!?」
「ははは〜、仲良くなったな〜」
いやーーーーー! 前話とこの話の地の文がちょっとな〜甘いですね。
そしてロボット戦闘編は終わりました。次は……昔話でもしようかな




