第37話 〜勝利〜
「ははは。......あいつ化け物かよ」
空いた壁から月詩のことを見て、無難は思ってることを言ってしまった。あの動きを今まで1度も見たことはなかった。六角形のロボットは任せてと、自信満々に言った理由が今、分かった。
「たのしーーー!」
華麗に舞う月詩に皆は思うことがあると思う。
何故この行為にMPが関係があったのか? それはスキルを真似する行為をすると、MPが何故か半端ないスピードで消費されるからだ。
月詩の仮説によると、うんなーーーちゅごすぎーーーーAIが自動的に判別したのだろう。運営がスキルを真似ることなど、想像できるの訳が無いからだ。
「あいつが《錬金術師》だから出来るって聞いたが。あいつの仮説はどんだけ当たるんだよ」
スキルを真似ることに対しては、《錬金術師》には物凄く適している。《錬金術師》は全職業の中で圧倒的にMP量が多いからだ。
「キュイイイイイイイイイイイィィィィィィンンンンン」
六角形のロボットは圧倒的なスピードで、近づいてくる月詩を見て危機感を覚え、奥の手を出す。武器の合体。六角形の側面の武器達を合体させ、六角形の側面に1個づつミニガンを創る。
そのミニガン計6個、毎秒500発の銃弾を放つ。
「ふふふっ、これも予想通り!」
月詩は躍り方を大幅に変える。
「月詩、すごーい!」
頑張って、せっせと鉄の壁に穴を開けた傘比が、小さい穴から月詩の戦闘を見て、口をあんぐり開けていた。月詩の綺麗な踊りは、誰もを魅了する。魅了された時間は短く、次にはもう月詩は六角形のロボットの前にいた。
「おーーーーわーーーり!」
月詩は六角形のロボットとゼロ距離になり、コツン!
と六角形のロボットをノックすふと、月詩のMPも底をつく。
「キュイイイイイイイイイイイィィィィィィンンンンン!」
「ッッッッッッッッ————————!」
瞬間、六角形のロボットはありえないぐらい大きい音と、光を放ち出す。月詩は一瞬で理解するこれはやばいと。




