第32話 〜希望を見い出せ〜
月詩が六角形のロボットが、撃っている箇所を見てみると、穴が開き始めているのが分かる。六角形のロボットが、撃っている場所を貫通させたら、無難と三角形のロボットが戦っているルームだ。
月詩もやばいやばいと心の中で連呼し、対応策を頭の中を超回転させ考える。
「MPを回復出来たら、まだいけるかも!」
考えた末に導き出したのはやはり、錬金術で何かを創らなければならい。そのためにはポーションを飲む必要がある。でも、六角形のロボットが別のところを撃ってるから、ギリギリいける。
六角形のロボットが別の所に銃の一部を使い撃っているおかげで、避ける労力は減った。そこで月詩は持ち物からマジックポーションを取り飲もうとする。
「えっ?」
取り出した瞬間、銃弾がポーションを貫いた。ありえないほど正確のAIM。しかも、弾道も銃弾も見えなかった。
…………どういうこと? あの銃の中になにか三角形のロボットと同じような、特殊なモノがあるのかな? …………情報が足りない
もう一個、ポーションを出しそこでこの状況を理解しよう。
「普通に壊された」
一瞬で壊れた。弾道と弾は見えなかった。何かの力が働いているのか、あの六角形のロボットの能力なのか。いまいち分からない〜。
どちらも可能性はあるけど、これは......考えても分からない奴だ。
「でも分かるのは、結構やばいってこと!」
このまま鉄の壁を撃ち続けられたら無難くんは死んじゃう。今、回復したMPで小規模の鉄の壁以上の壁を作り出しても、マジックポーションを飲もうとしても無駄。六角形のロボットが集中砲火してしまったら、私が壁を創ったとしても一瞬で壊れるだろうし。
まだ、なにか特殊な銃を持っている可能性があるのに、回復したMPを使うのは愚の骨頂。
MPが全回復するまで後、2分。鉄の壁が壊れるまであと約1分20秒......。
「———絶望じゃん」




